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イブ 茨人形
【ファンタジー 官能小説】

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イブ 茨人形-6

「さあ、記念写真だ」卿がライトの明るさを調節し、メイドから受け取った高級カメラを構えます。
私は部屋のまんなかで、卿に命じられるまま、靴、くつ下、スカートと、脱がされては、ポーズを取らされていきました。
ショーツをずらされ、股を広げ、受け入れたがるような、また、自慰をするような、格好をさせられます。
気に入るポーズが取れないと卿はイライラして靴でも何でも、そこらにあるものを投げつけてきました。
気に入ったポーズになると、卿も服を脱ぎだしました。
「いいよ、そのまま」写真を撮りながら近づいてくると、股間に突き立ったものをピクピクンとはねさせました。
「まだ酒が残っているな」体についたものを舐めていきます。
そして、心の準備もできないうちに挿入してきました。
「私もまだ若いだろう」卿が自慢げに言い、酒にまみれた私の体に擦りつきます。
しかし、しばらく動かすとやめてしまいます。
「さあ別のポーズだ」テーブルの上に足を広げて座らされました。
指で触られながら至近距離で撮影します。
「いいぞ、いいポーズだ」そうしてまた、しばらくの間犯すのです。
嫌でもされていると、ジョイにしつけられた体がうずいてきます。甘く息を漏らしてしまいます。
執事が卿の後ろに立つと、ブレザとシャツを拾い、椅子に引っ掛かったブラに微笑みました。
抱かれる私に見えるようにカップの中の匂いを嗅ぎます。「コニャック?」唇だけを動かします。
拾った服の中からショーツを抜き出すと、匂いを嗅いで、その一番香るところにゆっくりキスをして。じっとこっちを見ながらしみ込んだ酒をすすりました。
私が恥ずかしがることをわかってしているのです。
メイドたちも、部屋の隅にかしこまり、私のされることをじっと見ています。
誰も救いの声をかけてくれそうにはありません。
卿にお尻を抱えて抱きしめられました。そそり立つものが体に突き刺さってきます。
小さく呻きながらそれに耐えました。
体を揺すられ、突き動かされます。
私の犯される姿をいくつもの目が追い続けました。
『気持ちいい』と『気持ち悪い』二つの気持ちを真上から撮影されます。
最後までをカメラに収められ、とりあえずは終りになりました。
「良かったよ。今日はもう寝なさい」メイドに連れられ、体を洗われます。
その後、ひとりだけの寝室へ連れていかれた時はびっくりしました。
卿のベッドでずっと添い寝をさせられるのかと覚悟していたのです。
執事が「どうぞ、良く寝つけますように」 小さなグラスを持ってきてくれます。
いっきに飲みました。年齢なんてもう気にしません。早く寝てしまいかったのです。
≪この程度でよかった≫ シーツをつかんで、そのまま横になり、眠りました。

―――クックッ のどのなるような声に、目が覚めたような気がします。
胸に手の重みがあります。うしろから抱かれて入れられている、そんな気がします。あそこに出入りするものは、太くて、長く、卿の感じではありません。
振り返ろうにも体が言うことをききませんでした。
≪執事が寝酒に何か仕込んだの?≫ そうとしか思えませんでした。
胸を揉まれ、入れ続けられると、声が漏れてしまいます。
≪ジョイはどこまで私をむしばんでいるの≫ こんな事をされても嬉しがる体を心からえぐり取ってやりたくなります。
それが急にふるえだしました。細かい振動に、これが生身のものではないのだと気づきます。
≪あなた、誰なの≫
振動に体が震え、気持ちが震えて、昇り詰めていきました。
「だめ、だめ、止めて」それでも容赦がありません。イッてしまってもやめてくれません。
だんだん気持ちよさが苦しみに変わってきます。体をねじって逃げたいのですが気持ちだけで体は横たわったままです。
何度目かの後で男のものが入ってきたような気がします。
意識が遠のいていきました。


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