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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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春休み 3月28日 午前-2

おさむの携帯を句美子が操作しはじめる
ミュージックを検索してエールを捜す

「これかな?」

再生ボタンを押すと
Bluetoothスピーカーから音が鳴る

♪きっと 出逢う運命だから♪

句美子と優依が曲を聞いていると
アニメを見ていた優花もビデオを止めて
テレビを消してこっちにやってきて
曲を聞いている
曲がおわったあと優花が

「えーる」
「うん エール しあわせリアライズ
 くーちゃん これだけど」
「この曲をゆいちゃんに歌って欲しいってことね」
「動画かぁ はずかしい…
 ちょっとフルで歌ってみるね」

優依がそう言うと
すでに何度も聞いているのだろう
歌詞も頭の中に入っているようで
アカペラで歌い始める
優依が歌い終わると句美子が
優依に言う

「これ…とくに語り部分とか
 おさむくんに語りかけたいセリフじゃない?」
「やっぱり くーちゃんもそう思った?」
「うん でも、これ何の歌?」
「あ これ エロゲーの主題歌」
「え? えろげーってなに?」
「くーちゃんは知らないか さすがに
 えっちなゲーム」
「それって小学生はやっちゃだめなものでしょ」
「うん 18歳未満は禁止」
「ゆいちゃん どうして そんなのを」
「年末におさむくんのパソコンの中色々見せて貰ったから」
「わたしにはまったく見せてくれないのに…」

だって くみこちゃん
どようびはだっこしてもらってるのがおおいし

「あ パソコン触ることも少ないから」

うん そう

「でも どうしてゆいちゃん
 歌詞を完全に覚えてるの?」
「それは 曲と歌詞 もらったから
 パソコンで聞いてた」
「そうなのね それにしてもミュージックの中身
 みてみると知らない曲だらけ…」

そこで優花が

「おねえちゃん りりかるまじっくもうたって」

そうねだってくると
優依も優花のお願いと言うことで
リリカルマジックをアカペラで歌い始める

「青い空へと♪」

優依が歌い終わると
句美子は携帯を操作してリリカルマジックを再生してみる
曲が終わると

「これ ゆいちゃんっぽい…」
「うん おねえちゃんだよ ついんてーるだし」

優花が言う

「え? ゆかちゃん どういうこと」
「これもげーむのうた そしてうたってるのが
 ついんてーるのこ おじちゃんのへやにあるでしょ ぽすたー」

優花がそう言うと
句美子はおさむの部屋を思い出しながら

「あ…あの魔法少女…」
「うん それのうた」
「そうだったんだ おさむくん
 ゆいちゃん好きは出逢う前から決まってたのね」

それはわかんない

と…おさむは書く

「で、どうしよう」

優依は考え込む

「動画にするとなると…くーちゃんが撮影?」
「携帯持てるの わたしだし…」

ふるでとるのがめんどくさいなら
かたりぶぶんだけでいいからほしい

おさむが書いたのをみて
優依は

「それなら時間もかからないね
 わたしのやつとくーちゃんのやつと
 2つほしい?」

あ うん ほしい

「わかった くーちゃんいい?」
「え? わたしもするの?」
「だめ?」
「はずかしいけど してみる うん」
「ありがと」

句美子は優依に携帯のカメラを向けて
撮影を行うと

「なにも捨てなくていい
 なにも諦めなくていい
 キミの力になりたいの
 わたしたち、待ってるよ
 キミと出会えるのを」

優依が語りはじめる
語り終わると撮影を終了させると
句美子は携帯を優依に渡すと
同じように優依が撮影ボタンをおしたあと
語りはじめる句美子
一連の撮影が終わると
優依は再び携帯を句美子に返すと
確認のため
撮影した動画を再生してみる

「自分の動画をみるのもちょっと恥ずかしい」
「うん…」

ゆいちゃん くみこちゃん ありがと
いえにかえったら
ぱそこんにうつして
いつでもみれるじょうたいにする

「「え?」」
「いつでもって…」
「はずかしいよ」

だめ?

「ううん いいよ」
「それでおちつくなら…」

ありがと

「おさむくんの携帯に入ってる曲
 いろいろ聞いていい?」

句美子はおさむに聞くと

うん しらないきょくしかないとおもうけど

「だからきょうみあるの」

こうして
11時近くまで携帯で音楽鑑賞を行う4人だった


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