母体の神秘13-1
【母体の神秘13】
俺に秘密の告白をしたママは、その日から頻繁に
俺に竹太郎さんとの恋愛について話すようになった。
まぁ俺はママから秘密を告白されるよりずっと前から
二人が彼氏彼女の深い関係になった事実を知っていたけどね。
ママは竹太郎さんとお出かけした事や
一緒に美味しい物を食べたり遊びに行った事を楽し気に話していたけれど
会う度にセックスをしている事についてはあまり喋らなかった。
まぁ、これもタブレットの方に動画が届くから
俺は全部チェック出来ているのだが、
やっぱし息子にそこまで赤裸々な話をするのは気恥ずかしいんだろうな。
でも最近の動画の中では以前と比べ、
ママはとっても積極的になってるように見えた。
ジュッブ、ジュッブ、ヌッブ・・・
「あっ! あんっ!」
竹太郎さんの上に騎乗位でまたがり
一心不乱に腰を振るママは、何かがふっ切れたようにも見えて
もしかしたら俺に竹太郎さんとお似合いだと言われた事で
それまで感じていた家族への罪悪感を完全に払拭したのかもしれない。
相変わらず竹太郎さんの灰色がかった肉の円筒は
ガチガチの硬度を誇っていて、ママの女穴から出た愛液をまといながら
ママの腰の動きに合わせてその雄姿を見え隠れさせていた。
「うっ! 出るぞ・・智美ぃ」
「私も、イキます・・・!」
びゅっ、びゅるるっ! びぅぅーー!
その日も騎乗位セックスのフィニッシュは膣内射精だった。
竹太郎さんの遺伝子の塊液を子宮に受けたママは
悦楽の表情で、激しく腰を振っていた影響もあってか汗だくの身体を
竹太郎さんの胸板に預ける形で前のめりに倒れ込んだ。
「ふぅん、んむ、ちゅむっ・・」
ひとしきりの接吻を交わした二人は
竹太郎さんがママに腕枕をする形でのピロートークタイムに突入した。
「ふぅ〜、良かったぞ智美。腰使いが格段に進歩してるじゃないか」
「竹太郎さんのおかげよ。大きくて硬さがブレないから
気持ち良いところに当て易かったわ」
「そいつは良かった・・」
そう言いながら竹太郎さんは、ママの乳首を指で摘まんでは離し
コリコリにさせて転がしながら愉悦を与える遊びをしていた。
「あんっ!くすぐったいよ竹さん・・!」
「なぁ、智美。 考えてくれたか? 今度危険日に膣内射精させてくれよ」
「んぅ・・、もうっ、竹さんまたその話?
いくら考えてもそれは危険すぎるよ〜」
「だから智美が妊娠したら、松夫と成一にもっと進んだ性教育が出来るし
もし妊娠しなくても、危険日に膣内射精した俺と智美の絆が更に深まるだろう?」
「・・・もっと時間を頂戴。もっとよく考えてからじゃないといけないと思う」
二人の会話を聞いていた俺は焦燥感を感じ
少し眩暈もしてきた。
竹太郎さんの理屈はどう考えても説得力の足りない雑なものなのに
それに対してママは乗り気ではないものの
聞き方によってはまんざらでもないかの様な
迷ってるかの様な反応だったのだ。
(もっと時間を頂戴って・・)
ママは前回の対面での性教育で思い切り膣内射精された時に
もしかしたら自分が排卵してたかも知れない事には
一切気が回ってない様だった。
でも俺は俺で、過去にママと竹太郎さんの受精卵が着床を遂げられずに
排泄された事実を知っているので
心のどこかで、もしまた受精しても
子宮内膜に定着せずに生理と共に排泄されるんじゃないかと
漠然とながらママが簡単には妊娠しない筈だと信じていた。