タクシーで-1
タクヤはその日、近藤と初めてホテルで会う約束をしていた。
興奮と緊張で、朝から身体中が熱かった。
何をしていても、そのことが頭から離れず、朝食をとると待ちきれずに服を脱ぐと、浴室に入って準備を始めた。
まず、身体中をきれいに洗うと、続けてシェービングフォームを体全体に広げて、ムダ毛を剃っていった。
脇の下や胸や腹にはじまり、すね毛や股間の毛をキレイに剃り上げていった。
最後にはアナルの周りを入念に剃り上げる。
そうして全身の毛がなくなり、ツルツルの肌になったところで、今度はシャワーヘッドを外してアナルに押し入れると、ぬるめのお湯で腸内を洗浄した。
何回か繰り返すと、きれいな水しか出なくなり、準備は整った。
そして、ボディーソープを手に取り、ゆっくりと乳首や股間に指を滑らせて快感を楽しんだ。
しばらく指先で乳首を小刻みに刺激しながら、ゆっくりとアナルの中へ反対の手の指先を挿入する。
すぐに1本2本と指を差し込み、アナルの中を刺激する。
つい喘ぐような声が出てしまい、指の動きが激しくなる。
しかし、このまま刺激を続けてしまうと、射精に至るまで我慢できなくなるので、自慰をやめてシャワーを浴び、浴室を出ることにした。
そして、裸のままリビングの鏡の前に立つと、今度はボディークリームを全身にに塗り込んでいった。
無駄な毛のないキレイな体だ。
やや筋肉質な体をうっすらと脂肪が覆っている。
胸の中は少しふくよかで、なかでも自信があるのがムチムチのお尻だ。
この部分だけは何故か筋肉がしっかりあるうえに、脂肪がたっぷりとのっているので、大きくハリもある。
出会った男たちは、みなその尻に夢中になり、喜んでくれた。
愛し方はさまざまで、尻肉を激しく揉みほぐしたり、掴んだり、叩いたり、舐め回したり、吸い付いたり。
最後はバックの体勢をとり、尻肉を割り広げると、その中に隠れているアナルに固くなったペニスを突き立てるのだった。
その大きな尻肉にはとくに念入りにクリームを塗りこんだ。
そうして、次第にタクヤの体は、油分の多いクリームの力でヌルヌルと艶を増した。
準備完了だ。
これでまた、男たちに気が狂うまで犯されるのだ。