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忘れられない
【悲恋 恋愛小説】

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忘れられない・・・・・恋から愛へそして・・・さよなら-1

亮と付き合いだした夜に、覚悟をきめて俊に電話をした。久しぶりに聞く声にもうドキドキすることはなかった。

『他に好きな人が出来たから別れたい。』そう告げた私に俊はわっかたと一言だけ言い携帯を切った。最後に俊宛にメールを送る。

〈1年と5ヶ月間ありがとう。俊と付き合っていろんな事を学んだよ。愛華はワガママだったから、知らない間に俊を傷つけた事もあったかもしれない。ごめんね。今度は幸せになってください。愛華は好きな人と幸せになります。今までありがとう。さよなら。〉送信っと。

これでよし。さてとシャワー浴びてこよう。

シャワーを浴びて部屋に戻り携帯を手にするとメールが入っていた。

亮君からのメール

〔8月28日記念日 愛華ちゃんが大好きだよ♪これからよろしくね!楽しい思い出いっぱい作ろうね☆〕

亮君からのメールが嬉しくてにやけちゃうよ(笑)

〔愛華も亮君が大好きです★亮君の彼女になれて幸せだよ♪これからよろしくお願いします☆〕送信っと。



この頃は幸せはずっと続くと思ってたの。

亮が大好きでした。ずっと一緒にいたくて、毎日会いたくて、声が聞きたくて・・・こんなに人を愛しいと思ったのは初めてだった。
そばにいれるなら何もかも失っていいって本当におもってたんだよ。
なのに好きになればなるほど、二人の距離が遠く感じて、一緒にいても寂しかった。



放課後の制服デート。照れ屋なあなたは手をつなぐことも恥ずかしがって、いつも二人の間はすこし距離があったね。
それでもよっかたんだ。亮の隣にいられるならば・・・・・・・・。
夏の終わりに出会い 秋が過ぎて 冬になって・・・・・。
少しずつあき始めた二人の距離にもきづかないふりをしてた。認めてしまえばすべてが終わっちゃいそうで恐かった。
永遠なんて信じてなかったけど、亮との永遠だけは信じたかった。
信じたっかたのに・・・・。

それはクリスマスのことだった。
初めてのお泊りデート♪すごく嬉しくて。一人で舞い上がってたから亮の気持ちの変化にきづかなかった。
亮の嫌いなカラオケに1時間だけ付き合ってくれて嬉しかった。外はかなり寒かったけど、照れ屋な亮がつないでくれた手は暖かくて、
心まで幸せだった。少しショップめぐりをして、コンビニに寄ってホテルに・・・・。なんだか恥ずかしくてまともに顔がみれなっかた。
せっかくのクリスマス。ケーキも頑張って作ったのに、亮は髪の毛染めて、パーマかけたいから手伝ってって。
今日じゃんくてもいいじゃん。しぶしぶ手伝って、きづいたらもう。0時すぎて、ケーキを食べて別々にシャワーを浴びてベッドに入った。
亮のぬくもりを感じて、今日のことは許そうって思ったのに、亮はやるだけやったらすぐに寝ちゃったんだもん。


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