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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 1-3

そうして
草摩家の3人は橘家の玄関にやってきた

「うちの旦那が突然の相談で…」
「いえいえ こちらも夕飯まだでしたし」
「橘さん 突然申し訳ないです」
「あ いえ わたしでよければ」

両家合同で夕ご飯を食べ終わると

優依の父親から口を開く

「パソコンのことですよね」
「はい まったくわからないからなにかったらいいかと」
「ちょっと待ってください 今プリント持ってきます」

優依の父親は
以前、おさむが優依に渡したプリントを
まだ残していたようでそれを持ってくる

「お父さん それ おさむくんが印刷したプリント」
「あ うん」
「捨ててなかったの?」
「うん 捨てるのがもったいなくて…」
「えっと 橘さん これは」
「あ はい 娘に買ってあげたときに
 久保田さんところのおさむさんから候補としてリストアップして貰った
 フリントです」
「え? ゆいちゃんのパソコンっておさむくんが
 リストアップしてくれたの?」
「あ うん 正確にはゆきちゃんのためだけど
 わたしの方も買うんだろうなって予想されていたから
 二人分印刷してたの」
「そ、そう そこまで頭まわってるって」
「うん 句美子ちゃんの言うとおりだから俺も驚いたから
 もったいなくて捨てられなかった」
「それにしても久保田さんところ…障害者なのに
 すごいなぁ」
「もったいないくらい」
「そうだなぁ」
「それで 優依のは1番高いの選んだけど
 メールを刷るだけなら5000番台の型番で十分です」
「なるほど 本体とディスプレイで7万ちょっと?」
「はい あとキーボードとマウス
 優依 サンプルとして持ってきて」

優依の父親が優依に
キーボードとトラックボールを持ってこさせる

「わたしのはこんな感じ」
「ピンクのキーボードと…これは?」

と句美子の父親が優依に尋ねる

「これはトラックボールといってマウスの代わりのもの
 親指でボール部分を操作するから腕を動かすより楽なの」
「なるほどなぁ」
「あ 草摩さん 自宅にネット回線は?」
「それはひいてないな」
「そうすると ホームWi−Fiも必要に」
「なるほど パソコン与えるより携帯与えた方が
 簡単では?」
「それは そうなりますよねぇ」
「句美子 携帯でいいなら携帯にする?」
「それはいいんだけど」
「学校に持っていかないこと条件」
「うん 高いものだし部屋に置いておくことにする」
「どうやら 解決したかな?」
「みたいだね」
「橘さん 相談ありがとうございます」
「いえいえ」

相談事をおえて
草摩家に戻る句美子達

「お父さん いいの? 携帯って」
「うん パソコンだとわからないことだらけだし…」
「なるほど ありがと お父さん」
「久保田さんと会話もこれでできるよな?」
「うん でもいいの? おさむくんとかかわって」
「それも 問題ないよ」
「ありがと」
「早いうちに携帯契約するから」
「うん」

こうして
句美子は携帯を持つことになる


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