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とある独居ホーム
【熟女/人妻 官能小説】

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応募-2

私は約束の時間の少し前に事務所に行くと、「あ、今事務長が来ますので、どうぞこちらに。」と応接室へ通されお茶を持ってきてくれました。
事務長らしき白衣を着た人が、前に立ち、「私はここの事務長をしています、近藤です、よろしくお願いします。」と名刺を出して渡してくれました。私は名刺をもらい履歴書や免許などを渡して座りなおしました。
事務長は私の履歴書を見ながら、「え〜と、お名前は伊藤純子さん、お歳が41才、あ、独身、それに高一の息子さんが一人、あ〜、これから大変ですね〜。それに経験は、ほ〜10年以上ですか、では仕事の内容は大体説明をする必要はないですな。普通介護施設と言えば寝たきりの人とか認知症を患っている人とか、こちらも大変な体力が必要でね、下の世話も含めて大変ですよね。ただし、伊藤さんに勤務していただきたい施設はですね、一般的な施設と違って入所者の皆さんは比較的健康な方が多く入所されている施設なんですよ。ま、日常生活はほとんど自分たちで出来る方が多いんです。ただ、独居老人と言いますか、一人でお住まいの方が一人で生活をするのは不安があり、もしもの時は孤独死をするかもしれない、それは嫌だ、だから施設にでも入ってそういう心配をせずにのんびりと老後を暮らしたい、とお考えの方々が入ってこられた施設なんです。だから入居者の皆さんは比較的他の施設に比べてお若い方が多くて、普段はゴルフをしに行ったり、散歩やそのほか外で活動されたり、まだ仕事を現役でされている方、PCで資産運用をされている方、テレワークで仕事をこなしている方などもいらっしゃいます。ま、今は生涯現役ですからな、みなさん死ぬまで働きたい方が入所されていますな。だから当然日常生活はほぼ自分たちでされますが、そのほか日常生活での色々な手助けをしたり、何か困った時や緊急時に介護士や看護師がお手伝いをするというコンセプトの施設なんですよ。どうですか?大体当施設のコンセプトは分かっていただけましたか?」
私「なるほど、では今まで私が勤めていた介護施設とは仕事の内容が少し違ってくるんですね。」 事務長「そうそう、まあ、入所者の入浴を手伝ったりする体力勝負のような感じではないですね。それにおむつをされているような方もいません。みなさん本当にお元気ですよ。もし病気などで本当に介護が必要になった場合は、うちの系列の介護施設へ転院してもらってそちらの方で面倒を見させていただいております。」
私「なるほど、じゃあ具体的にはどんなお仕事になるんでしょうか?」 事務長「はあ、簡単に申しますと、メイドさん、と言いますか、お手伝いさん、って言うかそんな仕事がメーンですね。」 私「それと、お給料のことなんですが・・・。」 事務長「はあ、それはですね、基本給と残業手当、それに夜勤も当然ありますから夜勤手当、ま、その他一般的な手当て類は全部ついてきます。それに食事は社員食堂でいつでも無料で食べられます。」
私「求人の欄に少し気になった「特別手当」って書いてあったのは何でしょうか?」 事務長「あ、「特別手当」なるほど、そうですよね気になりますよね。これはですね、簡単に言うと入所者が直接介護士や看護師に渡す手当、ま、簡単に言えば「チップ」ですかな。」
私「チップ?」 事務長「はい、チップ。まあ、この施設の入所者の皆さんは他と違って凄くお金持ちの方が多いんですよ。だからその人たちに気に入られるとたくさんチップが貰える訳ですな。これは私どもの施設とは関係なく支払われますので、皆さんの働き次第というか、頑張り次第と言うか、気に入られ次第と言うか・・・。ま、これはあくまでも聞いた話ですが、依然ここに勤めていた方はお給料の倍以上のチップを稼いでいたとか、それでお金をためて今はどこかでノンビリとされているらしいですよ。」
私「は〜、そうですか、働き次第、頑張り次第、気に入られ次第、ですか、は〜ん、そうですか、なるほど。」
事務長「どうされます?今うちは人手が足りなくて大変なんですよ、だからできればすぐにでも来ていただきたいんですが。」 私は「はあ、今の施設にも迷惑をかけるわけにも行かないので・・・。一度帰ってからまたご返事をさせていただきます。」 事務長「あ、それと入所者の部屋を見学してみませんか?今後の参考にもなると思いますので。今ちょうど空き部屋がありますので。」 私「そうですね、じゃあ施設内の見学をお願いします。」

事務長は立ちあがり私を連れて施設中を案内してくれました。ここは「介護施設」ではなくて高級マンションかコンドミニアムの様な構造で、一階は事務所と職員用の食堂、ロッカールーム、休憩室、それから入所者用のプール、トレーニングルーム、2階は、温泉、シアタールーム(もちろんカラオケとかショーもできる舞台も)、そのほか談話室や食堂、喫茶室がありました。3階、4階が廊下を挟んで入所者用の部屋になっていて全部で40部屋ありました。その中の空室を見せてもらってビックリでした。何畳あるんでしょうか、スライドドアを開けると右側に簡易キッチン、テーブルとイスが4脚、4人は座れそうな豪華な長いソファー、ソファーテーブル、他に大きな液晶テレビ、特に目を引いたのがキングサイズ以上の4人くらい並んでも余裕がありそうな特大ベッド、これは病院とか介護施設ではなく贅沢なマンションかコンドミニアムか高級ホテルのスイートルームと言う感じです。こんな部屋に独りで生活している人ってどんな人?という疑問がわいてきました。
「あのう、すいませんけど、こんな部屋に入られている人ってどんな方なんですか?」


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