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上野家のある週末
【SF 官能小説】

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眠れぬ夜-7

正輝は更に力強く突き上げながら、

「母さんのオマンコは僕の物だ!」

と宣言する様に大きな声で言い、恵の豊満な二つの乳房を揉み潰す様にして恵が堪らず、

「痛い!」

と上げる悲鳴を無視して、

「このデカパイも僕の物だ!」

と宣言した。恵は身体を硬直させ小さく震えて果ててしまいハァハァと荒い息遣いの中、

(確かに、正輝の相手を見つけるのは困難だ…)
(人間の女性を強化する?生きた人間への強化は違反行為…)

と正輝に突き付けられた問題に思いを巡らしていると、

「母さんは今まで誰としてたの?」

と正輝が聞いて来た。恵には予想外の質問で思わず黙り込むと、

「隠す必要無いでしょ。」

と言うと恵の上半身をベッドに降ろして、再びバックスタイルで激しく突きだす。

「パン!」
「パン!」

と部屋中に音が響き、恵はベッドに顔を押し付けたまま、

「おー!」

と声を張り上げていたが我慢出来ずにすぐにまた絶頂する。

(凄いよ、昼間の時よりも大きくなっている見たい…)
(それに何て速いの、勢いも全然違う…)

と恵は正輝の性器に新たな驚きを覚えていた。昼間の時よりも性器もセックスも段違いにパワーアップしていた。正輝は一旦、性器を抜くと恵の腰を上に持ち上げ、自らは中腰になり再び性器を挿入するや勢い良く下に打ち込む。

そして性器が抜けそうになる位に腰を引き打ち込む行為を繰り返す。性器の動きに合わせ恵の本気汁の白いミルクが大量に掻き出され飛び散る。恵は目を見開き、

「あぁー凄い!」
「凄いよ!駄目!」
「うっ、わぁー!」

と絶叫すると全身をビクンビクンさせ絶頂した。正輝はそれを嬉しそうに見ながら、

(ベガァ人達が母さんと僕にした事は許せない。)
(だけど童貞だった僕が、こうして母さんとセックス出来て逝かせる様になったのは彼等のお陰なのは間違い無い。)

と複雑な思いになり、昼間のベガァ人達に教えられた事を思い出していた。正輝は膣から性器を抜き、恵を仰向けにすると再び挿入して正常位でピストンを再開する。

「早く言って、誰としてたの?」

と先程の質問を繰り返した。恵は別に隠す意図は無かった。感度が更に上がり、正輝の一突き、一突きが信じられない程の快感を生みそれに囚われていたからだ。両手でベッドのシーツを掴み顔を歪ませ、

「した事無い…」

と何とか呟く様に返す。正輝は聞き取れず、

「何て?」

と腰の動きを止め聞き返す。恵は、

「今日が初めてなの…」

と答えた。正輝は驚き、

「今までセックスした事無かったの?」

と大きな声で確認する。恵は僅かに頷き、

「ええ、そう…」
「アルファは性交渉はしないの…」

と答える。正輝は更に驚いた様に口をポカンと開け、

「じゃあ、どうやって子供を作るの?」

と信じられない様だ。恵は、

「精子と卵子を取り出して人工受精させるの…」
「もう、何十世代も前に性交渉は無くなっていたわ…」

と説明した。正輝は我に返った様にピストンを再開する。恵は途端に顔を歪め喘ぎ出す。

「その割には反応良いね。」

と正輝は笑う。恵は喘ぎながら、

「それはベガァの媚薬のせい…」

と答えると正輝は、

「そうかなぁ?」
「セックスとの相性が良いんじゃ無いの?」
「とても今日が初体験だとは思えないよ。」

と疑わし気に話す。そう言われて恵はピクンと反応した。

(最初は、恵自身の性的感覚や性欲で身体が応えた様に思う…)
(アルファの私に性的感覚も性欲も無いからだ…)
(だが、昼間正輝とセックスする位から明らかに感覚が違っていた…)
(今と同じ様に、凄く感じて来て…)

と思った時、身体が震えて声を上げ果ててしまう。正輝はそれを見て嬉しそうに頷き、

「元々、母さんスケベなんじゃないかな?」

と笑う。恵は途切れ途切れの声で、

「…違う、違うよ…」

と抗議するも正輝は、

「出ないと僕の部屋にチンポ咥えに来ないでしょ?」

とニンマリする。恵は、

「それは…」

と絶句しながらも、

(以前にマザーが言っていた…)
(稀に融合対象の人間が持つ感覚以上に敏感に成る場合が有ると…)
(アルファの個人の遺伝子が影響しているのではと言っていたが…)
(大体が聴覚だったり、味覚が多いと言う話だったけど…)
(それに関連する欲求が増すとも言っていた、食欲とか…)
(私の場合は、性的感覚や性欲に現れたとしたら…)

と波の様に押し寄せる快感の中、自分の状態を考えていた。正輝は恵の両脚を恵の頭の方に倒して、

「自分の両脚を掴んで。」

と言うと恵はその通りにした。正輝は恵と顔を突き合わせる様に顔を近づけ、恵の顔付近で両手を付き両足のつま先でベッドに付くと腕立て伏せのスタイルで膣をピストンしていく。

「ビチャ!」
「ビチャ!」

といやらしい音が響いていき、恵は正輝に顔を見られながら喘いで、その顔を真っ赤に染める。正輝が、

「気持ち良いの?」

と聞くと恵は恥ずかしそうに頷き、

「ええ、良いわ…」

と消えいる声で囁く。正輝が上下運動を速めていくと二人の股間からの音は更に大きくなり恵は顔を横にして、

「ああ…」
「また…」

と声を上げ、上の正輝を揺らすと絶頂した。


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