眠れぬ夜-5
正輝はそれを見て頷きながら、
(やっぱり、母さんはドMなんだ!)
(少し乱暴にした方が感じるし、命令した方が反応が良い!)
と確信する。昼間の時もそれを感じていて、今は確認する絶好の機会だと思った。恵の左右の乳首を再び触って頷き、
「ベガァ人が言った通りだね、母さんはドMだ。」
「乳首が膨らんで来たよ。」
と笑う。恵は抗議の声を上げようとした時、正輝が左右の乳首を強めに指で弾く。
「あっ!」
「止めて!」
と恵は堪らず悲鳴を上げる。正輝は悪戯っぽく、
「僕の聞く事に正直に答えて!」
「でないと罰を与えるよ。」
と言い、
「僕のチンポが欲しくて眠れ無いから、スケベな格好をしたんでしょ?」
と重ねて聞く。恵は顔を赤らめ、
「眠ってもすぐに起きてしまう。」
「淫らな夢ばかり見て。」
「ネグリジェは気付いたら、着ていたの。」
と正直に話した。正輝はピクンと反応して、
「淫らな夢、どんな?」
と興味津々だ。恵が言い淀んでいると、
「正直に話さないと、チンポはお預けだよ。」
と言い、自分の性器を掴んでいた恵の手を解く。恵は俯いて、
「分かった…」
と言うとどんな夢か話した。レイプまがいに正輝に後ろから犯された夢、イラマチオから淫らな言葉を言わされ自ら股を開いた夢、正輝はそれを聞いて凄く興奮した。
恵は恥ずかしかったが正直に話した。正輝の性器欲しさに話したと言うよりも、寝ている正輝の性器を舐めると言う犯罪に近い行為を犯した事で正輝の要求を拒めなくなっていた。
正輝の命令口調も反発する気持ちは有るものの、負い目が口にするのを阻む。無論、正輝の前戯で火の付いた心と身体は無性に性器を求めていたのは事実だが。正輝が、
「フェラ、続けて。」
と言うと恵は飛び掛かる様に性器に頬擦りすると亀頭を飲み込み口内でしゃぶった後、口から出した亀頭を舌を出してペロペロ舐め、性器の竿部分を唇で何度も涎を垂らしながら往復する。
恵はこの部屋に来てからずっと正輝の性器を舐めていたが全く飽きずに続けていた。いつまでも舐められると思った。
(これが性欲と言う物なの?)
(正輝の性器だから?)
と疑問も湧いてきたが止められ無いと言うのが答えの気がしていた。ベガァ人達の性器を舐めても興奮していたが正輝の物は格別で舐める事に悦びを感じていた。それが、ベガァ人達より恵に格段の悦びを与えてくれる性器だからか、息子の性器だからか自分では分からなかった。
玉舐めに移ると恵の興奮は更に高まる。匂いに興奮して玉を口に含むと舐め回し吸い続ける。一個ずつ口に含み、次は二個一緒に含んで頬を膨らませた紅潮した顔は、目はトロンして潤み惚けていた。正輝はその顔を見て笑みを浮かべ、
「そろそろ、入れよう。」
と言って玉舐めを止めさせる。不満気な顔の恵に、
「母さんの夢を実現させよう!」
「仰向けに寝て股を開いてオマンコを拡げるんだ!」
と命令する。恵は真っ赤になり、言われた様に仰向けになる。そこで躊躇して動きが止まると、
「早く股を開いて!」
とすかさず正輝が指摘する。恵は股を開くが股間が何とか見える位で正輝が苛立ち恵の側にかがみ込むと恵の脚を大きく拡げて、
「この格好のままで、オマンコを手で拡げて!」
「穴の奥まで見える様に!」
と指示する。恵は顔を真っ赤にしながら俯くも言われた通り両手で膣を拡げる。
「まだ穴が見えないよ!」
「夢じゃ、僕に良く見せる為腰浮かせたんだよね。」
「腰上げて!」
と矢継ぎ早に要求する。恵は言われたまま腰を浮かせ更に膣を拡げ、その紅潮した顔の潤んだ瞳を正輝に向けて、
「あぁ…」
と吐息を漏らしていた。発情しきった牝犬の様な母親に、
「穴からマン汁垂れてるよ、母さん。」
「息子に穴を見せて、どんな気分?」
と正輝はニヤリとして聞く。恵は切ない表情をしたかと思うと身体を震わせ、
「いやぁ、あ、あぁ…」
と途切れ途切れの言葉を呟くと果てた。正輝は驚き、
「見られただけで逝ったの?」
と信じられない様だったが、恵に近付き恵の脚の間に体を入れると、
「もう、我慢出来ない!」
と叫び、性器を膣に当てて、
「入れるよ、母さん!」
と言うなり挿入する。正輝の興奮も恵の話や発情しきった恵の様子を見てマックスになっていた。正輝は、勢い良く性器を膣奥に一気に叩き付ける。恵は膣奥を突かれて頭をのけ反らせて、
「ああー!」
と絶叫し、一撃で昇天した。恵は余りの快感に信じられない思いだったが正輝は構わず腰を激しく動かしピストンを続ける。快感の連続が恵を襲い、
「あっおぉー!」
「ひっいぃー!」
と悲鳴を上げる事しか出来ない。恵は、予想外の快感に面食らっていた。昼間の時より快感が増していた。昼間のセックスの方がハードで勿論快感も凄かった。だが今の方が感じていた。
(何故!)
(媚薬効果が上がっているの?)
と頭の片隅に浮かぶ。昼間の時は、身体全体が敏感に感じ特に乳首と性器は尋常でない感覚が有って媚薬のせいだと分かった。だが今は身体自体、以前の状態に戻っていて特に敏感だと感じていなかった。
正輝の巨大な性器が膣を出し入れする度、大量の白濁色の本気汁が掻き出され二人の性器を飾っていく。恵は悲鳴に近い声を上げながら首を振り、無意識に正輝の体を両手で掴んでいた。ふと恵の頭に、
(元々、恵の身体が性的感覚に敏感なのかも…)
(それがベガァの媚薬でスイッチが入る見たいに活性化したとしたら…)
との考えが浮かぶ。だが、すぐに快感の為まともに思考出来なくなり何度目かの絶頂が訪れて来た。