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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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ピチTローライズなCEO-4

CEO室に篭る都姫は嫌な予感が現実に近づいている気配を感じている。
「だいたい神谷くんが30歳代を担当したいって言った時点でそーゆー事よね…。ヤダ、ピチTローライズとか、絶対無理よ…。イタ過ぎる…。だいたい私みたいな30歳超えた女なピチTローライズ姿なんか需要あるの…!?」
頭を抱える都姫。溜息しか出なかった。

憂鬱感に襲われていると、いよいよ鉄平が現れる。
「失礼しまーす。」
鉄平が楽しそうに、颯爽と入って来た。
「…」
断りたい…、それしか頭になかったが、そんな都姫の先を読む鉄平。
「CEOには断るって選択肢はないですからね?」
「え…」
先に釘を刺されてしまった都姫は言葉が出なかった。
「てか、もう服、集めといたんで。」
「え…!?ま、まさかもう着なきゃならないの…?」
慌てる都姫。まだ心の準備が出来ていない。
「いやいや、さすがに今から急にじゃあCEOも不安でしょう。だから今夜、CEOの部屋に行きますよ。そこで試着しましょう。」
「え?わ、私の部屋で…?」
「はい。へへへ、この熱い夜以来ですね…」
鉄平はスマホを翳し、その時撮った都姫の淫乱な姿を写した写真を見せる。
「ち、ちょっと…、それは…」
「大丈夫ですよ、誰にも見せてませんから。ただ、俺が部屋に行くって言ったら、CEOは俺を迎えるしかないんですよ。分かってますよね?」
「…、うん…。」
その返事を聞いて満足げな顔をしてスマホをポケットに突っ込む。
「亜美ちゃんに服は集めてもらったんで、それに俺が用意した水着や下着も含めて今夜はCEOのプチファッションショーですから。」
「えっ!?水着と下着も…!?」
「ええ。大人の女の夏がテーマですから。」
「…」
戸惑う都姫に鉄平が距離を詰める。ドキッとして身構える都姫は心臓がドキドキして来た。
「大丈夫ですよ、会社じゃあCEOに変な真似はしませんから。会社以外ではわかりませんが、ね。」
そう言って都姫の髪を指で掬い、サラサラっとゆっくりと落として行く。
「ああ、やっぱいい匂いだ…、CEO。では、今夜♪」
ニコッと笑って出て行く鉄平。
(こ、今夜、ヤラれる…。)
あの夜以来手出しをして来なかった鉄平だが、とうとう求めて来ると感じた。
(は、早く帰って部屋掃除してシャワー浴びて下着もいいのつけなきゃ…。てか結局みんなはちゃんづけなのに、私だけCEOとしか呼ばないじゃん!な、何なの…!?)
都姫は的外れな怒りを抱いている自分に気付いていなかったりした。


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