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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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冬休み 12月27日 お昼ご飯-2

おいしいって書くのを優依が代わりに伝える

「おいしいって」
「ほんと よかった…」
「あ おさむくん 具はたらこだよ おさむくん たらこすきでしょ」

うん

おさむに食べさせながら
自分も食べ始める優依
そんな様子を見て恵美子は

「ゆきちゃんもゆいちゃんも自然に食事介助出来てるよね」

こんなことを呟く

「あ わたしは2ヶ月 一緒に住んでるから回数多いけど
 ゆいちゃんの方は回数少ないのに…」

幸子も感想を言う

「そうだね ゆきちゃんは週に3回は入ってくれてるし
 慣れているとは思うけど…ゆいちゃんは」
「うん すごいなって そりゃ、おじちゃんもゆいちゃんなら安心感あるんでしょ?」
「この子は安心出来る人じゃないと緊張もひどくなるからね」
「うん… そういう点でもゆいちゃんに全部預けてるんだろうね 身も心も」

幸子の感想を聞いた恵美子も
難しい顔して

「身も心も…ゆみちゃんゆみちゃん言わなくなったのはいいことだけど
 ゆいちゃんに依存しすぎると…これから先 ゆいちゃんの人生どうなるのかな
 わたしはそれも心配になるよ」

こう呟いたのを優美も聞いて

「そ、そうね 優依 どうするつもり?」
「依存かぁ わたしに依存してくれるのは嬉しいけど
 結局、結婚は出来ないから…どうするのがいいのかなやむ」

優依の言葉に
恵美子も優美も幸子も

「「「むずかしいね」」」

としか言えなくなる

会話をしつつも食事介助も進める優依

「たらこおいしい?」

うん

「たらことかすじこ 好きなの おかあさんにおしえたからくるときに買ってきたの」

ありがと
なんでもかんでもはあくしてもらってて…

「うん わたしね 油もの使えるようになったら揚げ物もつくるからね?」

てんぷら からあげ

「そーそ すきだもんね? 玉ねぎの天ぷらとか」

うん

優依とおさむが二人の世界に入ってるのをみて
幸子は穏やかではいられなくなってる

「おじちゃん ゆいちゃんばっかりに…」
「ゆきちゃん どうしたの?」

心配そうに恵美子は聞いてくる

「ううん ちょっとやきもち…」
「そ、そう ゆきちゃんも料理少しずつ出来るようにはなってるもんね」
「うん 天ぷらとか…まだできないから」
「油ものだし あぶないからねぇ」
「はやく大きくなりたいなぁ」

幸子の様子も見た優依

「ゆきちゃん わたしにないアドバンテージあるでしょ」
「あ ゆいちゃん わたしの方もみてたの」
「それはそうだよ いつも ゆきちゃん そんな感じに落ち込むし」
「そ、それ ここで言わなくても…」

優依の言葉に涙目になる幸子
すぐ落ち込む親友であり恋のライバルでもある幸子を
励ましつつ優依は

「おにぎり終わったからピザね これははさみで切った方がいいよね」

うん

はさみで切り分けて
おさむの口に運んでいく

「はい、あーん」

口の周りが汚れてきてるのを見て
てふきで口の周りもふいていく優依

「これが10歳なの? ゆ、優依」

娘の様子を見つつ
とても10歳と思えない介助のしかたに
思わず言葉を漏らす

「ほんとね ゆきちゃんもだけど…二人とも10歳と思えないほどだもんね
 逆にあの子は…33にもなって…」

おさむの姿に呆れつつ
ふたりの10歳の少女には感服する恵美子だった

「ピザもそろそろ終わるね おいしかった?」

うん ゆいちゃんのかいじょ うれしい

「ありがと」

おさむの頭を優しく撫でていく優依
ピザを食べさせ終わると
烏龍茶を畳の上に置くと

「あ おばあちゃん そろそろ出かける時間」

優依が言う

「そうだったね 優美さん あとお願いして?」
「はい 運転気をつけて下さい」
「ありがと」

そそくさと居間から出て行くと
出かける支度をする恵美子

「ゆいちゃん おばあちゃんが出てから
 新聞紙とかビニール袋 用意するね」
「そーだね あやしまれるし」
「うん それまでここでゆっくり」


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