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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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居間にて…-1

ピンポーン

「ごめんください」
「あ はーい いまいきます」

チャイムに
幸子の両親と恵美子は玄関口に行き
橘一家4人を出迎えするのだった

「ゆいちゃん 今日はありがとね 大変だったでしょ?」

と…恵美子は優依に言うと

「あ いえいえ お母さんも手伝ってくれたので…」

と…優美に視線をやりながら答えていく

「橘さんの旦那さんもお久しぶりです」
「ご無沙汰してます 仕事が忙しくて…」

幸子の母親が優美の旦那の方に声をかけつつ

「立ち話もなんなので…居間に」

と言う感じに居間に通していくのだった
居間に入ってすぐ優依は開口一番

「おさむくーん ゆいちゃんだよー」
「こら 優依」

優依のそんな行動に思わず優美が叱ってしまう
そのやりとりをみていたおさむの方はと言うと

「あ ポニーテール」

呟くのだった

「いま なんていったの?」

優依に聞き返されたので
今度は足でポニーテールと書くおさむ
それをすらすら読んでいく優依に
隣にいた双方の両親は驚きを隠せなかった

「ポニーテール? うん かわいい?」
「うん」
「やった ありがと」

満面の笑顔で言う優依

「それにしても…優依 彼が足で書いてるのをあんなにすらすらと読めてるなんて」
「ほんと すごいわ 私たち家族ですら読むのが大変なのに
 私たちの方だとお義母さんと幸子ぐらいしか…だから」
「そうなんですか…優依」

双方の両親がそんなことを言いつつも
各自テーブルに着いていく

「あ おばあちゃん 今日はわたしがおさむくんの食事介助入るから」

優依の一言に
その場にいた大人達はびっくりだった

「えっ? 優依」

優依の父親が 聞き返してくる

「うん 元々そのつもりで来たから今日は」
「そうだったのか…」

娘と旦那のやりとりをよそに
優美はと言うと…

(食事介助…わたしがしたのに対してのあてつけ?)

違うことを考えてる様子だった

「ゆいちゃんがしたいというなら…
 じゃあ、あの子の右隣にゆいちゃんついて
 ゆきちゃんはどうする?」

優依に答えたついでに幸子にも話を振る恵美子

「えっ? わたし? 左隣に座っていい?」
「うん じゃあ…ゆいちゃんのサポートにゆきちゃん任せていい?」
「あ うん わたしの方なら慣れてるし」

こんなやりとりを聞いてた
優依の父親は

「ゆきちゃんも介助慣れてるの?」

疑問に思って聞いてくる

「うん ここ1ヶ月やり始めてるけど
 だいぶ慣れてきてる感じかな」

「そうなんだ 優依だけでなくてゆきちゃんもすごいな」

ただただ、自分の娘のすごさに驚いてる父親だった

「ちょっと早いけどお昼ご飯にしましょ」
「うん そうですね」

双方の母親がそう言いつつ
テーブルの上に並べていく

「あ お姉ちゃんの分のサンドイッチと野菜炒めと玉子焼きを別の皿にわけておいて」

幸子はそういう

「あ そうだね 綾 部活でいないから学校帰ってきたら食べるようにって」

幸子の母親はそう言いながら小皿に綾の分をわけて
ラップを貼って冷蔵庫にしまうのだった

「こっちが優依が作ったサンドイッチで…野菜炒めと玉子焼きとはゆきちゃん?」

優美がそう尋ねてくる

「うん わたしが作った」
「ゆきちゃんも料理出来るのね」
「ゆいちゃんほどじゃないけど…わたしだって頑張ってるから」

そういう幸子に

(二人とも…ライバルなのかな いろんな意味で)

そう思う優美だった

盛り付けが終わると

「それじゃ、いただきます」

幸子の母親が言うと

「「「「いただきます」」」」

一同 いただきますと言い食べ始めていくのだった


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