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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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玉子焼きと野菜炒め-1

時は2時間前に遡って
久保田家の居間
朝食を食べ終わったあと
幸子が昼の準備に取りかかろうとしている

「まずは…玉子焼きから作っていこうと思う」
「ホットプレート出してくるね」
「あ お母さん ありがと」

てきぱきと準備を進めていき
卵2パック分をホールに割りながら入れていき
砂糖と牛乳…

「量が多いから2回にわけて焼いた方がいいのかな」
「そうだね そうしましょ」

玉子焼きを焼いていき
固まりはじめたところから端から巻いていく

「まずは1本目 完成 あと1本」

同じ作業をもう1セット終わらせ
2本の玉子焼きを一定の幅に切り分けていく

「幸子 包丁大丈夫?」
「あ うん だいじょうぶ ふぅ…」

ため息をついて休憩する幸子
休憩中に…きり端を食べて味を確認

「うん 味もだいじょうぶだった」
「うん お義母さん これでいい?」

幸子の母親が恵美子に尋ねていく
話をふられたのをみて恵美子は玉子焼きの味見をする

「うん 甘い玉子焼きだから これでいいと思う」
「ありがと じゃ、幸子 これ 皿に盛っておくね」

そう幸子の母親が言うと

「あ ありがとう わたしは野菜炒めの野菜切り始めるね」
「包丁に気をつけてね」
「あ うん 切り方は…繊切りでいいんだよね これって」
「そうだね 繊切りが無難かも」
「わかった ピーマン 人参 キャベツ もやしあたり? 玉ねぎ ニンニク」
「そんな感じで あとは肉も 味付けは塩・こしょうかな?」
「肉は下味に塩こしょう?」
「そうだね 順番としてはフライパンに油ひいてニンニクいれて
 きつね色になるまで炒めたあと肉をいれて火を通して
 ピーマン 人参 玉ねぎをいれて 火が通ったら
 キャベツともやしという感じで?」
「なるほど あ 肉のところで焼き肉のタレいれてもいいよね?」
「そういうのもありだね 味付けは好みに…かな?」
「とりあえずやっていくね」
「くれぐれも包丁に気をつけてね あと油も」
「うん」

母親とこんな会話をして
野菜炒めに取りかかる幸子

(おじちゃん 喜んでくれるといいな ゆいちゃんには及ばないけど…)

おさむのことを考えながら料理をしていく幸子
順調に料理工程が進んでいき
皿に盛り付けるところまでやってくると
ちらっと時間を確認する

(もう 11時手前になるのね…)

そんなことを思いつつ
周りを見ると居間の扉があく

「あら おさむ もう出てきたの?」
「うん…」
「そこに座って待ってて…とりあえず、烏龍茶」

恵美子がおさむの対応してる

(おじちゃん もう出てきてる ゆいちゃんのこと待ってるのかな)

そう思いながら作業を進めていく幸子を
おさむはみつめていた

「おじちゃん そんなに見つめていられると…」
「おさむ あんまり見てたらゆきちゃんやりにくいから」
「うん…」

目をそらすおさむに

(別にやりにくいというわけではなくて…)

そう思う幸子だった

おさむが居間に来て…まもなく
玄関口に4人連れの家族がやってくる


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