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茶巾の内側で恥じらう娘はだれか
【学園物 官能小説】

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前編-2

 下着を晒された恥ずかしさに、視界を覆われて、これから何をされるとも知れない恐怖も加わり、少女は暗闇の中でただ怯えていた。
 そのまま、しばし沈黙が続く。蘭華も、わざとそうして生殺しのようにしているのかもしれない。
 ただ何も見えなくても、連中の底意地の悪い視線が下着だけに守られたからだに降り注いでいるのは、肌で感じられる。

「は……早くほどいてください!」
 絵奈はたまらず、震える声で懸命に哀願した。

「ふっ、バカじゃないの。お楽しみはこれからよ」
 蘭華は冷たくあしらうように言うと、絵奈のからだを撫で回した。
 ちょっと触ってやるだけでも、その全身がわななく。何も見えないからこそ、この程度のことでも彼女の恐怖を煽るのには十分なのだろう。

 蘭華の指先は胸元に及び、ブラジャー越しに乳首まで弄んだ。

「いや!やめて!」
 敏感な部分を触られ、絵奈は羞恥に身をよじらせる。だがそんなものは抵抗にすらならない。

「胸、ほんとちっちゃーい!」
 蘭華は掌で彼女の乳房を包み込むようにしながら嘲った。自身は中3にしてもう並の成人女性は超えるぐらいの膨らみがあるから、なおさら馬鹿にしたくなるのかもしれない。
「こんな貧乳じゃ、どうせブラなんて要らないでしょ」
 そんなふうに言って、絵奈のブラジャーを剥ぎ取ってしまった。

「ひっ!」
 悲鳴とともに無防備にされた慎ましやかな乳房が、羞恥と恐怖に震えている。
 だが絵奈にはそれを恥ずかしがる間すら与えられなかった。

「今度は、下だね」
 次にされることを告げられ、絵奈はいよいよ慄然となった。

 蘭華はまず絵奈の上履きを脱がせ、紺のソックスを片足ずつ抜いた。肝心のものはすぐに脱がさずに、ゆっくりと羞恥を煽ろうというつもりだった。
 裸足が床に触れると、下半身が本当にパンティ一枚だけになっていることを実感させられ、絵奈もいよいよ心細くなってくる。
 そんな彼女の怯えを見透かしたかのように、蘭華はしばし、意地悪な視線をそこに注いだ。

 視界は閉ざされていても、思春期の敏感な秘部は、悪意に満ちたそのまなざしと空気を痛いほど感受せずにはいない。
 その両膝もがくがくと震えている。
 白い薄布の下で、少女の無垢な性器も恐れおののいていた。

 そしていよいよ、蘭華の手が純白のパンティにかかる。
「そ、それだけはやめてください……」
「ほーら!」
 絵奈の哀願もむなしく、女の子のいちばん大事な部分を守る一枚も一気にずり下ろされる。
 やわらかな恥毛の草むらが剥き出しになった。

「へえ、ちょっとは生えてるんだ。あんたなんてツルツルかと思ったのに」
 かなり薄めだが、それでも丘の上に小さな逆三角形をかたちづくる程度には茂っていた。蘭華はそこに指を這わせ、感触を確かめつつ言う。

 パンティを脱がされて陰毛を晒され、触られ、その生え具合を品評される。それは思春期ただなかの清純な女子中学生にとって、さながら乙女心を抉られるような辱めだった。
 スカートで隠されているが、絵奈の雪のように白い頬は真っ赤に染まり、火も出んばかりになっていた。

「さーてと」
 絵奈からは見えないが、桃美はスマホを取り出して、この痴態を撮影しようとしていた。

「待って桃美。その前に、やることがあるでしょ」
 蘭華は制止したが、これから何をされるのか、絵奈にはさらに恐怖が募るばかりだ。

「あ、あの、何を……するんですか?」
 何も見ることのできない絵奈は、恐る恐る尋ねた。

「教えてあげよっか。写真撮る前に、あんたのマン毛、全部剃ってあげるよ」
「いやあっ!」
 恐怖におののく絵奈をよそに、蘭華は鞄から電動シェーバーを取り出した。最初からそれをやるつもりで学校に持参してきたのだ。

 スイッチが入り、ウイーンという機械音が鳴り出すと、絵奈にも今からされようとしていることがわかる。それは辱めの時の始まりを告げるものだ。

 相変わらず暗闇に閉じ込められた少女には、シェーバーの無機質な作動音と振動、それが陰部を這い、薄いなりに少しは生え揃ってきた若草を刈っていく感触だけが伝わってくる。その恥ずかしさと屈辱で気も狂いそうになる。
 彼女にはほとんど時が止まったように感じられた。だが薄くやわらかい叢だから、剃りあがるのは実際にはあっという間だった。

 そしてようやく、作動音が止まった。
「剃れた剃れた〜!」
「お子ちゃまみたいに、ほんとツルッツルのオマ〇コ」
 はやしたてる言葉を聞かされ、絵奈はいよいよ慄然となる。
 蘭華は意地悪く指先で彼女の恥丘から大陰唇まで撫でて、ツルツルした感触を絵奈にも伝わるようにした。

 自分では見えないが、いま彼女の下腹部は、中学生になって間もない頃のように完全無毛にされたのだろう。丸見えのワレメを悪意の視線で観察されているのかと思うと、恥ずかしさで股間から全身が裂かれそうな思いまでする。

 カシャッ!
 スマホのシャッター音が陰部の近くで鳴り響くのが聞こえると、カメラに犯されたようで彼女はいよいよ絶望的な気分になった。

「あの、もういいでしょう……早くほどいてください……」
 絵奈は恥じらいに身をわななかせつつ、懸命に懇願した。

「何言ってんの。これからが本番よ」
 さらに何かあることを知らされ、空恐ろしくなる。

「それ、どういうことでしょうか?」
 絵奈が尋ねても、何も答えは返ってこなかった。しばらく沈黙が続いたが、彼女は胸から下は一糸まとわぬ姿にされたまま、次なる仕打ちを待つしかなかった。


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