29)身体検査2(3)-1
29)身体検査2(3)
快心の撫で加減を雄一の指先が感じた、その一呼吸後…
砲弾の様に突き出ている見事な胸の頂点で、淡く桜色に染まっているふっくらとした直径4センチほどの乳暈(にゅううん)の先端で…
むくむくむくむく… っと、わずか数ミリの米粒の様なモノが起き上がってくるのが見えた。
頭では、自分の一(ひと)撫でのおかげで起き上がった事は理解しているのに、まるで、この米粒自体の意志で自立した様に思えてしまう… まるで、そんな立ち上がり方だった。
ただその直後に、雄一の目の前で少女が這いつくばってしまい、その米粒… みさきの乳首の様子は分からなくなっていた。
今、雄一の真下では、小学校6年生の少女の全裸が、畳に手をついて喘いでいる。
身体付きは、確かに11歳と言われても納得できるくらいに華奢(きゃしゃ)だ。昨日、検査をした さな と比べても、骨格については大差なかった。
それでも、こうして背中側を見ると、全体的に丸みを帯びている事があらためてよく分かる。ほっそりしている中に弾力が感じられるし、お尻のラインも、前側から見た腰骨のイメージよりも『 発育 』が感じられる。
小学生の初々しさと、小学生離れした『 発育 』を、両方感じられる背姿である。
『 四つん這い 』とは言ったが、よく見ると少し違う。
右手は畳に付けて身体を支えているが、左手の方は 雄一の神技によって撫でられたばかりの左の胸を押さえている。雄一の角度からも、大きな胸が少女自身の手に少し押しつぶされて変形しているのが分かる。それほど、年齢の割には大きいのだ。
『 はあっ はあっ はあっ はあっ ……… 』
左胸を押さえながら… いや、つかみながら… 少し左に傾(かし)いでいる少女の側に、雄一は片膝をついてしゃがんだ。そして、やさしく声を掛ける。
「 みさき… 突然、どうしたの… もしかして、もう、疲れたのかな… やっぱり無理しないで、さなに替わってもらおうか? 」
はっ と上げたきれいな顔に、困惑と焦りの表情が混ざっている。それが ぞくっ とする程、かわいい。
みさきは、直ぐに首を横に4〜5回振った。細い黒髪が さわさわっ となびく。
「 すみません… 大丈夫です… 身体が… なんか変になって… すみません… もう治まりました… 本当にもう大丈夫です… 急だったから… 今は大丈夫です… 」
まだ喘ぎながら、みさきは一生懸命に謝っていた。何で倒れたのかも、よく分からない。実は、左胸をつかんでいる事も無意識で、自分では気が付いていない。
そして、その視線が、これも無意識のまま畳に向く。
雄一は、それを見逃さない。『 隙あり 』とばかりに、右手の中指が11歳の少女の背中に伸びる。
そして、指先を軽く、みさきの尾てい骨に触れさせると、そのまま絶妙のタッチで、背骨のラインを撫で上げていった。
ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくっ
みさきの全身を、虫が這う様なむず痒さが奔り回る。
「 あああっ! 」
みさきが右手の平を滑らせて、畳に腹ばいに倒れた。左手でつかんだままの左胸も畳に押されて潰(つぶ)れている。
「 くうっ… 」
みさきが思わず呻(うめ)く。
今、少女は畳の上に… 右手を前に伸ばして… 左手は胸をつかんだまま身体の下敷きに… そして、両脚は膝立ちで曲げていた格好のまま、ガニ股に開いて… 突っ伏していた…
少女が全身の疼(うず)きに耐えている隙をついて、雄一は素早く、みさきの下半身の方に移動した。
目の前では11歳の少女が、両脚を大きくガニ股に開いたまま、うつ伏せに倒れている。
おかげで、今まで見えなかった割れ目の全部が… 後ろまで全部… 肛門までが完全にさらけ出されていた。
「 確かに 完璧に 無毛な おまんこ だ… 」
やはり、後ろまでも切れ味の鋭い、正に スリット と呼ぶ価値のある おまんこ であり、前から後ろまで、肛門も含めて、本当に完全な無毛である。
この おまんこ の部分の検査は後で行うとしても、この股間という景色全体を素通りするのは、やはり、もったいない。
雄一は、ここで少し、小学生の少女の心を責めてみようと思った。
「 んんっ? ちょっと待てよ… みさき… これは気になるなあ… 少し検査が必要だなあ… 」
わざと、思わせぶりな調子で、雄一が話しかける。もちろん、みさきには意味が分からない。だから、返事も出来ずにいる。
「 ここの… 肛門の部分が… う〜ん… みさき、 学校の身体検査で何か言われた事、ない? 」
みさきは、ガニ股に開いたまま、突っ伏したままの格好で動けないでいる。返事に困って、その事で頭がいっぱいで、恥ずかしい姿をしている事が頭から跳んでいるのだ。
わたし… 身体検査で何か言われたの? 言われたはずなの? どこが… 『 こうもん 』って、お尻の穴の事… そんな検査、あったの? 覚えてない… わたしのこうもん、 変なの?
頭と心の混乱が続いていく。
「 う〜ん… みさきには、まだ難しいのかなあ… ここの部分は、海女にとっては、すごく大事なところだから、本物の海女さんなら、みんな、すごく健康に気をつけているんだけどなあ… 」
11歳の少女の混乱が、ますます続いていく。
自分が直ぐに答えられないのは、自分がまだ全然、本当の海女さんじゃないからなんだ。やっぱり、わたしのせい… えっ… このままだと、また、さなちゃんに迷惑をかけるの?