披露-2
光は、まだ飲み足りないとワインを開けていた。
祐に、「つまみが、欲しいな」という。
すると、祐は、美月に言った。
「脱ぎなさい。」
光も見ていた。しかし、だからこそ、命令に背けなかった。美月は、素直にワンピースを脱いだ。
下着もつけず、縛られた体を2人の男の前に晒した。
光が「美月、祐に恥をかかせるなよ」と言う。
祐も続けた。
「兄貴の前で、俺の立場がなくなるようなことはするな」と。
美月は、小さく頷いた。
裸なのは、美月だけだった。
四つん這いになるよう言われ、お尻を2人に向けさせられる。2人は、それを見ながら、談笑しワインを飲んでいる。時折、美月の尻の穴のことや、ヴァギナから溢れる蜜を話題にした。
次に、壁にディルドを吸着させ、それを自らバックで出し入れしろと言われる。祐のペニス以外で感じるのは絶対に許されない。
つまり、壁についたディルドを犬のように出し入れしながら、声を出さない従順な姿を見せるのだ。
美月は、壁に尻をつけディルドを入れた。無機質な張り型が、ヴァギナに入る。ディルドが感じるというよりは、自分の惨めな姿を2人に見られていることで、体の奥が痺れていた。
2人は、口々に美月を蔑んだ。美月は、必死に出し入れをする。息が上がり涙が浮かぶ。
祐は、ディルドを床に付け替えた。
先日祐の前でさせられた格好だった。
足を開き、スクワットのように、2人の前で出し入れをする。
美月は、ついに大きな声を上げ、達してしまった。
祐が立ち上がった。