飛んで火に入る……-3
『ボクの指も入ってるよねえ?コッチは何なのか言ってくれないと』
「い"ぅ"ッッ……ケツ…ケツマンコ…ッ……ヒック!私のケツマンコに入ってます…ッ」
もう彩花も唯も居ないというのに、全くもってご苦労さまだ。
風花には守れる者は誰一人としてなく、これまでの〈抵抗〉と同じ《無駄》な事に精一杯になっているとは愚かにも程がある。
『何だよ。高尚な報道記者様がペット堕ちかあ?』
『面白いコトしてるねえ。とりあえずスマホで撮っとくぅ?』
佐藤も佐々木も、弄ばれる風花を見て笑っている。
川上母娘と由芽、そしてかずさの《末路》に心胆から怯え、鈴木達から逃げ出そうとしたあの三人≠ヘもう居ない。
『そろそろクラスメイトの皆んながさあ、唯先生と彩花ちゃんの捜索ビラ配り始めるころじゃない?』
『報道記者の血が騒ぐよねえ?他人の不幸が大好きな風花ちゃんだもんねえ?ヒッヒッヒ!』
群がりだした男共の視界に、充分に勃起しきった乳首が曝け出された。
ピリピリと痙攣を起こす秘肉はダラダラと蜜を滴らせ、肛門を捏ねくり回される尻はビクビクと引き攣って爆ぜている。
虐められるほどに妖しく艶めかしく、そして可愛らしくなっていく風花は、やはり生粋の愛玩動物……世の中の熱りが冷めるまで飼育するに充分な、被虐の性家畜だ……。
{速報が入りました。行方不明の男性が、〇〇県の山中で遺体で発見され……}
幾らでもニュースはある。
次から次へと恐ろしいニュースがテレビで流され、そして人々の意識の中から過去の事件は消えていく。
由芽の失踪事件など関係者しか覚えてはいないだろうし、明日香や涼花の事も、殆どの人は関心すら失せているだろう……。