母体の神秘11-5
「うぅぅん! うぅぅぅん! いいっ! いいーー!」
汗まみれの性獣と化したママは
絶え間なく突き入れられる竹太郎さんの肉棒が与えてくれる悦楽に抗う事をせず
素直に自分の穴を埋めてくれる肉塊の良さを讃えていた。
「ふっ、ふっ、ふぅっ・・!」
片方ではママを組み敷いて下半身を合体させている竹太郎さんが
自分の血筋を増やしてくれるかも知れない可愛くて魅力あふれる雌を
完璧に支配して、自分が造った繁殖材料を植え付ける事への期待感が滲む眼差しで
着実に性の愉悦でママの理性を蒸発させ、その胎内に潜む命の片割れを
もうじき解き放たれる自分の分身と、かけ合わせられる事を喜んでいるようだった。
その場で血を混ぜ合う為の交尾をしている二匹の成獣に
俺や松夫みたいな子供が付け入る隙間など少しも存在しなかったのだ。
不意に俺は、この二人が2回も受精卵を・・・
赤ちゃんの原型を作っていた事実を思い出した。
もしかしたら俺のママと竹太郎さんは、
前世から続いてるのかも知れない固い縁と絆で結ばれているのではないだろうか。
たまたま今世で、お互い別の人と家庭を作っていたけど
前世からの因縁には抗えずに巡り合い、すぐに子孫繁栄の行為に取り掛かった・・・
それほどの深い業を感じてしまうぐらいに、一つの塊になって湯気が立つほど貪り合う、
繁殖適齢期の二頭の獣を、唾を飲み込みながら俺は見守っていたのだった。
ずっぷぅぅ・・ずっぬりゅりゅ・・・ゴツッ
「あぁぁぁ・・っ! あぁぁん・・!」
いよいよ俺のママと竹太郎さんの生殖運動が佳境に差し掛かった。
竹太郎さんはラストスパートをかけるように
ママの膣内を埋め尽くしている肉棹を抜き差しするスピードを速めた。
ジュブジュブジュブジュブ・・・
「あっ、あぁっ、あんっ、あっ!」
そして最後にはママの子宮に肉棹の鬼の頭を叩き付けるような
力強い突進を見舞ったのだった。
ズンッ!
ズブ!
ヌブ!
ヌブ!
「んっくっ・・! 智美ぃ・・! お前ぇ・・・オマエェェ・・・!!!」
「んんあぁぁ、いいっ! いいっ! 竹さ・・アナタァーーー!!!」
ママと竹太郎さんが、ほぼ同時に大きな歓喜の声を上げたところで、
竹太郎さんの巨大な二つの玉袋が軽く痙攣し始めた。
それとタイミングを合わせるかのように、
ママが両足で竹太郎さんの下半身をガッチリと挟んで
より奥深くまで竹太郎さんの挿入を受け入れる動きをした。
俺はいよいよ、この性教育の大団円を目撃する背徳の喜びに
激しく拍動する自分の心臓の音が聞こえるような錯覚に陥った。
今まさに始まる新しい生命の誕生の瞬間・・・
松夫の親父の竹太郎さんと、俺のママが血を混ぜる瞬間を
俺は胸を押さえながら直視する。
最後に竹太郎さんが大きく一突きしてママと完全に一つになった刹那に
竹太郎さんの玉袋が一瞬思い切り膨らんで上方へと移動し
勢いに乗った生命の原液が、ママの子宮口へと噴射され始める。
ママの大切な子作り部屋への入り口の扉は、もう完全に開き切っていた。