1 量販店の人-3
「あぁ、、、ん…」
サチの口から声が漏れてくる。
ゆっくりと長瀬はピストン運動を始めた。
サチはポルチオで感じる身体をしていた。
長瀬に突かれれば突かれるほど、感じていたのだ。
「な、長瀬、くん、ダメ、も、もう、逝きそう…」
「あ、鮎川さん、俺もだよ…」
長瀬は体を少し震わせると逝ったようだった。
サチも逝ってしまった。
サチの膣は痙攣していた。
お互いとても満たされた感じがしていた。
でも、サチは1回終わっても直ぐに2回目を長瀬に求めた。
長瀬はそんなサチを可愛いと思っていた。
その懇願するサチを見ては、長瀬はそれに応えていった。
サチは長瀬と会うと必ず3回はセックスを求めていたのだ。
そんな密かな関係は暫く続いていくのだった。
しかし、4か月も続いたころだっただろうか。
サチは彼氏との関係も続けていたのだ。
サチは長瀬との関係を終わらせようと思っていた。
やはり、今付き合っている彼氏との関係を大切にしたいと思ったからだった。
サチは長瀬にさよならを言った。
長瀬は納得できないようだった。
でも、サチの気持ちは変わらなかった。
それから数か月してからだった。
サチの携帯が鳴ったのだ。
誰からかと思ったサチだった。
携帯を見てみると長瀬からだった。
「もしもし…」
「俺だけど。俺、諦めないから…」
そう一言言うと電話は切れた。
それが最後の長瀬からのメッセージとなったのである。