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恋愛経歴書
【女性向け 官能小説】

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2 某電機メーカーの人-1

鮎川サチは29歳になっていた。
サチはこの頃、某大手量販店を退職し某大手電機メーカーに転職していた。

サチは派遣で働いていたのだ。
その派遣先の部署の人たちはとてもサチに親切で優しかった。

サチは他の正社員と同じように上司からも扱われていた。
ここでの仕事もサチにとってはとてもやりがいのある仕事だった。

サチは好きなように仕事をさせてもらっていたのだ。
サチは自分で考えて仕事を進めていった。

そんな派遣の仕事がとても好きなサチだった。
サチの働く部署はある某大手銀行のシステムを作っていた部署だった。

その客先のビルの3階にサチは通っていた。
サチが属しているグループの人たちはほとんど本社ビルにいた。

週に1回程度そのグループの主任がサチのいるビルに来ていた。
その主任はサチよりも3歳年上だった。

その主任は名前を吉岡博と言った。
吉岡はテニスがとても得意だった。

ある時、吉岡から社内メールがきた。
そこにはこう書かれてあった。

「今夜、もしよかったら二人で飲みにいかない?」
サチは少し迷ったが吉岡は別に嫌いなタイプの人ではなかった。

「ええ、構いませんよ」
そう返事を書いた。

「じゃ、仕事終わったら1階のロビーで待っててくれる?」
そう返事が来た。

「わかりました」
サチはそう返事を書いた。

その日は朝から雨が降っていた。
それに少し寒かったのだ。

サチは1階のロビーの椅子に腰かけて吉岡を待っていた。
暫くすると吉岡がエレベーターで降りてくるのが見えた。

「お待たせ」
「はい」

「じゃ、行こうか。何が食べたい?」
「じゃ、ちょっと寒いから暖かいものが食べたいです」

「わかった。じゃ、鍋でも食べようか」
「それ、いいですね」

春先とは言え、まだ夜になると少し寒さを感じたサチだった。
二人は自由が丘まで行った。

自由が丘には吉岡の行きつけの飲み屋があったからだ。
その飲み屋に入っていく二人。

店に入るととても暖かさを感じたサチだった。
「何飲む?」

「ビールかな?」
「じゃ、ビール二つ」

そう言うと吉岡は店の人に注文した。
金曜日だったのでお店はかなり混んでいた。

二人は暫くその店でお酒を飲みながら楽しく話した。
吉岡は自分のテニスの話などをした。

サチはテニスの経験がなかった。
それを聞くと吉岡はサチをテニスに誘ったのだった。

2〜3時間も飲んでいただろうか。
吉岡が店を変えないか?と話してきた。

サチもそれに同意した。
二人は店を出た。外は雨が降っていた。

サチは少し酔っぱらっていた。
二人は一つの傘に入って歩いていた。

少し薄暗い路地に入った時だった。
吉岡はいきないりサチにキスしてきたのだ。

別にサチは抵抗しなかった。
吉岡のキスはちょっとフレンチみたいなキスだな?とサチは感じていた。

このキスを境に、二人は密かに付き合い始めたのだ。
連絡は主に社内メールを使っていた。

この春、サチは5年以上も付き合っていた彼氏と別れていた。
長すぎた春だったのだ。

サチは今自由だった。
吉岡との交際も楽しんでいた。セックス以外は。

サチと吉岡はよく旅行に行っていた。
その年の夏も二人は長い休みを取った。

栃木県の「加仁湯温泉」に二人は行ったのだ。
吉岡は旅先などでは頻繁にサチにセックスを求めてきた。

この加仁湯温泉でも同じだった。
加仁湯温泉に着くとサチは直ぐに浴衣に着替えた。

サチは浴衣を着るとまた色っぽく見えた。
そんな姿を吉岡は見ていた。

二人は昼頃に加仁湯に着いたのでお昼を旅館で頼み部屋で食べていた。
食べ終わった後だった。

いきなり吉岡がサチの座っているところにジリジリと近づいてきた。
サチはちょっと後ずさりした。

「サチ、ここでしないか?」
「え?いやよ」

「いいじゃん!」
そう吉岡は言うとサチの身体を押し倒した。

サチの浴衣の胸元を開いて乳房を出した。
サチの両手を強く吉岡は片手で押さえつけていた。

身動きが取れなくなったサチだった。
吉岡は片手でサチの乳房を激しく揉んで乳首を口に含むと強く噛んだ。

「あぁ、、ん…」
サチから悶絶の声が聞こえてきた。

吉岡はサチのパンティを乱暴に脱がした。
浴衣の前がはだけてとてもいやらしくなっていた。

吉岡は自分の洋服を素早く脱いでいった。
吉岡のペニスはすでに大きくそそり立っている。

そのペニスをサチの身体に思いっきり入れてきたのだ。
「うっ!」



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