プロロゴス-1
わたしはウイッチだ。知られたら火あぶりだろう。だが、教会の魔術研究家という肩書きならだれも文句は言わないし、逆に仕事も依頼される。
血に飢えた民衆の中での魔女判定には、たびたび神経をすり減らされた。
そのほとんどが魔女とは関係のない人なのだ。
しかし私はまだかけ出しの研究家だった。私の助言も人の心に届かないことが多かった。
私の仕事は悪い魔女から人を守ることではなくなっていった。
これはヒナ・レポートの世界の中で、別の時空間で起こる、アダルトな夢の深みを綴ったものだ。
Another tale 3
マナキ・ダイアリー
魔女の住む館