瑠璃先輩-2
僕「もうういいですか?もうすぐ僕の家なんで。」 瑠璃「ここが君の家?大きな家じゃない、素敵。ふ〜ん、いい家に住んでるんだね。」
ちょうどママが家の外で植木に水をあげていましたので、僕が「あ、ママ、ただいま〜」 ママ「お帰り、あれお友達?珍しいわね?どうぞ、こちらにお入りになって。」
瑠璃「え!いいんですか?ありがとうございます。」
僕「ママ、この人友達ではなくて学校の先輩だよ。夏休みに図書館で知り合ったんだけどたまたま今日は帰りが一緒になっただけ。」
ママ「先輩?そう、よろしくお願いします。どうぞ上がってください、急なものだから片付けてませんけどね。」 瑠璃「はい、ただ学校が一緒って言うだけであまり何もしてませんけど。遠慮なく。」
という感じで瑠璃先輩はいつの間にかうちの家に上がり込んでしまっていました。
僕が部屋に行って着替えている間に、ママはリビングに瑠璃さんを通して、ジュースを出して二人で何か話してしました。
僕がそこに行くとママが、「ねえ、智也君、瑠璃さんていい人じゃないの、何時からお付き合いしていたの?ママには内緒だったの?」 僕「え!お付き合い?僕が?え〜!」
瑠璃「はい、夏休みに市立図書館で知り合ってからずっと仲良くさせてもらっています。勉強のことなどもいろいろと・・・。」
ママ「そうだったの?智君何も言わないから、ママびっくりしちゃったわ。」
僕「え〜!別に僕は付き合っているつもりはなかったけど・・・。」
瑠璃「また〜、ママの前だからってそんなことを言って恥ずかしがらなくてもいいじゃない、夏休みからずっと一緒だったじゃない。」
僕「え〜!ずっと一緒?今日初めて・・・。」 瑠璃「さて勉強でも教えようか?さっき勉強を教えて欲しいて言ってたでしょ?部屋に行こうか?」
僕「え!勉強を教える?」 ママ「そうだったの?瑠璃さんすいませんね、よろしくお願いします。智君、しっかりね。あとでお茶とケーキを持っていくから。」
瑠璃「智也君、さ、部屋へ行こうか。どこ?」と僕の手を取って急かしてきます。
僕は瑠璃さんのペースに巻き込まれてしまい結局自分の部屋に瑠璃さん連れてきました。
瑠璃「ふ〜ん、広い部屋だね〜子供一人じゃ贅沢だね、ソファーもテーブルもあって、
ベッドだってキングサイズだろ?こんなに大きいベッド一人で贅沢だな。君は甘やかされて育ったんだな〜」
僕「はあ、あのう、別に教えてもらう勉強ってないんですけど、僕。」
瑠璃「ああでも言わないと君の部屋に来れないでしょ?君の部屋を一度見て見たかったのよ、別にいいじゃない。」
僕「はあ、僕の部屋を見てどうするんですか?」 瑠璃「別に、ただ見たかっただけよ、それと、勉強のストレスの発散方法を教えて欲しかっただけよ。」
僕「でも、そんなこと人に教えることではないでしょう?大体。」 瑠璃「ふ〜ん、そうなんだ、人には言えないことをしてストレス発散をしてるんだ。ふ〜ん。」
僕「ねえ、もう帰ってもらえませんか?僕、本当に勉強がしたいんですけど。」
瑠璃「ね、ところで、君ってキスってしたことある?」 僕「は?キスですか?」 瑠璃「そう。」 僕「いつもママとしてますよ、愛してるよチュッて。」
瑠璃「誰がママとしているかって聞いてるのよ。恋人とかほかの女性としたことがあるかってこと。」
僕「はあ、嘘を言っても仕方がないので正直に言いますけど、ありますよ。」 瑠璃「え!君、したことあるの?へ〜、そうなんだ。」
僕「それがなにか?」 瑠璃「じゃ、話が早いわ。はい、ここで私にしてみて。」と瑠璃さんは僕の方を向いて目をつむって待っています。
僕は「え〜!今するんですか?」 瑠璃「そう、早くしてみて。」
僕は仕方がないので目をつむって口を少しとがらせている瑠璃さんの顔を手で支えて唇を重ねて、じっとしていました。
そこに部屋をノックする音が聞こえて、僕たちはあわてて離れて座り、「どうぞ。」と僕が言うと、ママが「紅茶とケーキを持ってきたから、」と言って入ってきました。
「どうぞ、瑠璃さん、ゆっくりしていってね。」と僕のソファーテーブルにケーキと紅茶を置いて出て行きました。
瑠璃「危ない所だったね、キスなんかしている所ママに見られたらびっくりするだろうね。」 僕「はあ、びっくりするでしょうね。」
瑠璃「ケーキでも食べようか、せっかくだから。」 僕「はあ、食べましょう。」
二人でなんとなく気まずい雰囲気の中、ケーキを食べて紅茶を飲みました。
食べ終わってから瑠璃さんが、「ねえ、もう一回キスして。」と目をつむって口を少しとがらせています。僕は顔を支えて唇を重ねてじっとしていて、今度は少し強引に舌を瑠璃さんお口の中に押し込んでゆっくりとかき回してみました。
瑠璃さんは初め体に力を入れて抵抗していましたが少しずつ力が抜けて行って、僕の舌を受け入れて自分の舌を絡めてきました。
瑠璃さんはウットリとした表情で僕を見て「君はディープキスをした経験があるんだ。あぁ〜、なんか凄いね!私、変になっちゃうわ。」
瑠璃「ねえ、ところで智也君てさ、経験してるの?」 僕「は?経験?何のですか?」 瑠璃「普通、経験てあれに決まっているでしょう?」 僕はしらばっくれて「は?あれ?何ですか?」
瑠璃「だからさ〜あれよ、セックス。」 僕「え!セックス?そ、そ、それは・・・。」としらばっくれていました。
瑠璃「だから、はっきりしなさいよ、したことがあるの?ないの?」 僕「ないこよはないですよ。一応。」
瑠璃「え!君!経験してるの!え〜!凄いね!へ〜、そうなんだ。ふ〜ん。」と一人で感心して、「で、誰と?」 僕「は?誰と?は?」 瑠璃「だから誰としたのよ!白状しなさいよ!」
僕「は?それは、・・・、言えないですよ。相手もいることですから、相手に失礼でしょう。」
瑠璃「なるほど、相手がいるわね、個人情報だな、それは。ふ〜ん、で、どうだった?気持ちよかった?」