人のモノ-18
「ハァハァ、ハァハァ、こうして朱莉ちゃんの気持ち良さそうな顔を見ながらしてると…、なんかどんどん好きになってっちゃう…」
「ああん…私も…。神谷さんの事…、ハァハァ、ハァハァ」
好きになりそうとは言えなかった。彼氏がいるのに他の男を好きになる…口に出したら自分の倫理が崩れてしまいそうな気がしたからだ。体を許してるのに、いまさら何を言ってるんだと自分でも思ってしまう。浮気などしてはいけない事だと分かっているが、気付けば他の男と一つになっていた。だが今はイケメンの甘く気持ちのいいセックスに溺れてしまいたい、そう思った。
「ああ…神谷さん…」
見つめ合っていると鉄平の瞳に全て吸い込まれてしまいそうだ。川俣は慌ただしく体位を変えあちこち触って来るが、何故かほぼ同じ状態で見つめ合い、ゆっくりと腰を動かす鉄平のこのセックスの方が気持ち良くて仕方ない。
「ハァハァ、ハァハァ、神谷さんのエッチって…心を抱いてくれてるみたい…」
「ん?そうだね。朱莉ちゃんを思ってセックスしてるよ?」
「ああ…、ああ…、ああ…、幸せ…」
甘い顔を歪めながら、幸せそうな微笑を浮かべる朱音。
「ハァハァ、ホントに可愛いよ、朱莉ちゃん。チュッ」
甘い言葉にキス、もう朱莉はメロメロだった。
(オマエには悪気はないが、川俣さんが嫌な人間だからいけないんだよ?オマエには川俣さんへの不満を解消する道具になってもらうんだからね。)
ここまでメロメロになれば中出しも撮影も大丈夫だなと確信した。
規格外のペニスに大きな快感を得る朱莉のその時は早くもやってきた。亀頭で奥を刺激されポルチオ開発されているようなものだ。朱莉は体の中から湧き上がる快感の渦に耐える事が出来なかった。
「ああん…、神谷さん…、イッちゃいそう…」
「ハァハァ、いいよ?行って。」
「神谷さんは…?」
「まだかな…」
「ハァハァ、一緒にイキたい…」
「そうだね、一緒にイこうか…」
射精を早める為に激しく腰を振ればすぐに朱莉はイッてしまうだろう。かと言ってペニスを抜き咥えてもらうかシコシコするかしても、今度は朱莉の絶頂のタイミングが分からなくなる。鉄平は一緒にイク為に朱莉の快感も止めずに射精を早める為に、ペニスを引き、亀頭だけを膣で擦り付ける。
「ああん…」
膣の入り口で亀頭が挿入されるだけでも感じる朱莉。鉄平の亀頭も気持ちいい。射精に向け亀頭に刺激を与える鉄平のペニスはたけなわへと向かって行く。