また逢える?-2
彼は私のパジャマの下を脱がせ、腿に舌を這わせ、脚のつけ根を丁寧に愛撫しました。
もうすっかり濡れているだろうな、と私は思いました。
私も負けじと彼の服を脱がせ、背中を指で責めてゆきました。
背骨の脇を撫でていくと、背中が快感にふるえているようでした。
私は舌をのばし、肩甲骨のあたりを舐めました。
彼から、ううっ、と声があがりました。
彼は私の膝を指で責めました。
こそばゆいような快感が私のうちに訪れました。
彼は態勢を変えて、私の股のあいだに顔を埋めました。
ショーツのうえからクリトリスが刺激されました。
彼の熱い息がかかり、私は腰を頼りなくさせました。
彼の後頭部に手を送りました。
彼の愛撫が激しくなりました。
私はもっと、と彼の顔を股に押し付けるようにしました。
彼はショーツの脇から舌を忍ばせ、直にクリトリスを刺激してきました。
私の爪先はピンとはり、いいっ、と声をあげました。
彼は下から上へと舌の運動を繰り返しました。
気持ちいい、いきそう、と私が言うと、今度は左右への緩慢な動きに変えて私を焦らしました。
私は、いかせて、お願い、と言いました。
彼は無言で、私をみつめ、緩い動きを続けました。
彼の耳を指でくすぐりました。
彼は首をひねりながら、笑いました。
その顔が懐かしく、このひとは笑顔が可愛かったんだ、と当時を思い出しました。
私は気持ちを込めて、再度、いかせて、お願い、と言いました。
彼は頷いて、上下左右に激しく舌を使いました。
いい、いきそう、いくいくいく、と私は叫んで気をやりました。
彼はそれでも舌をとめず、続けて二回目へと運ぼうとしてきました。
一度やすませて、と言いながら、こそばゆいような快感のなか、私は二度目を迎えました。
それでも、彼は許してくれません。
続けて、三度、四度、と私を果てさせました。
私は頭が真っ白になり、腿を痙攣させました。