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忘れられない
【悲恋 恋愛小説】

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忘れられない・・・・・好き編-1

福原 亮(ふくはら りょう)君 18歳 新央高校3年生

彼の第一印象は黒って(笑)思った。日サロに通ってるらしくほんとに黒いよ〜。それにおもしろくて、楽しくて。久々に笑いすぎてお腹いたくなっちゃったよ。のどが渇いてコンビニに行ったんだけど、亮君たらイチゴのホイップパンにイチゴオレ買ってるし・・・。しかも、「あまっ」って。また笑いすぎちゃったよ。

『イチゴ好きなんだね?』って聞いたら「今日は無性にイチゴの気分なんだぁ」って眩しい笑顔にドッキってした。

この時から亮君に惹かれていたのかもしれない。その後は場所を移動して、花火をしたの。線香花火は切なくなる。線香花火は夏の終わり、はかなく散る恋の終わりみたい。

「何 浸ってるの?」急に亮君に話かけられた。

『線香花火って何か切なくなるなぁって。』「だな。」そう言って隣に座る。

「愛華ちゃんのタイプは?」

『えっ。優しくて、一緒にいて楽しい人かな。亮君は?』

「俺はー猫っぽい子だな。」

猫?猫っぽいってどんな子なの?聞こうと思ったら亮君は翔君とロケット花火に夢中だった。不意に携帯からメールを知らせる着信。画面を見ると俊からだった。

元気?起きてる?この頃連絡くれないね。

時間を見るといつの間にかもう11時になってた。そっと携帯を閉じて線香花火に火をつける。そういえば俊とは花火したこたなかったな・・・。俊が好き?って聞かれたらきっと答えることはできないだろう。情でつきあってるのかもしれない。毎週会っていたのに、今はずいぶんと会ってない。俊の事を考えない日はなかったはずなのに・・今は俊の事を考えない日のが多い。ごめんね。ごめんね・・・・。また携帯がなった。

寝ちゃったのかな?おやすみ。愛華は携帯の電源を切った。

「しんみりしてるぞ!ねぇ、翔君と亮君どっちがいい?」結衣がこっそり聞いてきた。


『結衣は?どっち?』かぶらないようになんて気を使ったわけじゃない。

「翔くんかな♪」うれしそうに答える。

『そっか。協力するよ』結衣に微笑みかける。

「何。二人で話してるの?」 「翔君達には内緒だよねぇ〜愛華」

『女同士の秘密だよ』 「超〜気になるんですけど」亮君が顔を覗き込む。

思わず顔が赤くなる。夜でよかった。明るかったら顔が赤いのばれちゃうところだった^_^;

花火も終わって 翔「花火も終わっちゃったし何する?」 結衣「取りあえず買出し行こうよ」っと翔君を連れて行っちゃった。結衣の行動力には尊敬しちゃうよ。

私も頑張るかな!携帯を取り出し電源入れて、新着メールがないことを確かめてから

『亮君の携番教えて?』 「いいよ。」

亮君と携番を交換して登録と。


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