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「短編集『O嬢の館』の女たち」
【SM 官能小説】

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『女医の娘・弥生(M468)のサクランボ』-6

 翌日、あたしはママが見ている前にもかかわらず、アイツとママの足元に這って、涙を流して懇願していたんです。
「お、お願い……今夜は、あたしにも、してっ」

 ママはリビングの壁際で両手両脚をX字に磔にされていました。そんなママの裸身の方がアイツには魅力的で、欲望をそそられるのは分かりきっているんです。美貌の色香が凄くて、細くクビれた腰をクネらせて、悩ましく喘いでいるママの裸身は娘のあたしですら、ちょっと虐めてみたくなります。

「何だって……何て言った?」
 アイツはニヤッと嫌らしく嗤いながら、ママにキスしていました。
「今夜は、弥生にも下さいっ。弥生のここに……」
 あたしも全裸でした。ママには見られたことのない、あさましいM字開脚のポーズで股間を露わにしながらアイツにオネダリしたんです。

「まさかな……おまえが舞子の見ている前で、そんな格好でオネダリか」
 アイツは呆れ果てたような顔をしていました。
「舞子、どうしたもんかな……今夜は弥生が俺にされたいって言うんだが?」

「ああっ、こんなひどいの、嫌っ……」
 ママは狂ったように首を振って、涙を流していました。
 乱れ髪がたまらなく妖艶です。
 まだ十代の娘に自分の男を横取りされるのを認めて、磔けされた裸体を晒して眺めていろって言われているんです。

「弥生はママが悔し涙を流しているというのに、それでも俺が欲しいか?」
 アイツはママの恥毛の奥を嫌らしい指で弄っていました。
 雪のように白いママの内腿は甘い蜜に光っているんです。

「ママッ、ご、ごめんなさいっ……あたし、ダメなのっ。どうしても、欲しいのっ」
 あたしは性感増幅器官のサクランボ乳首を指で転がしながら、胸を喘がせていました。
 完璧なママに勝てるところなんて、大きなDカップのオッパイとサクランボのような敏感乳首しかないんです。

「や、弥生っ……こんなこと、ママはあなたを恨むわ」
 ママの足元であたしはアイツを受け入れたんです。
 乳首に巻き付けられたタコ糸が一本に束ねられて、ママの口の中の歯に引っ掛けてあったんです。

 12日ぶりにアイツの凶暴なぶっとい凶器で突き上げられた子宮が狂喜しました。飢えきった身体は貪欲に、あさましくアイツの肉の凶器を貪って蠢きたつんです。
「あひいいっ……いいっ。奥の方が、いいのおっ」
 ママの前で、ママに聞かれて、初めてヨガリ声を張り上げたんです。一度声を噴き上げてしまうと、もう止まらなくなっていました。

「ママッ……あたし、いいのっ。狂ってイクところ、見ててっ」
 アイツにそそのかされた言葉を口走りながら、大きな乳房を揺らして乳首のタコ糸をビンビンと自分で引っ張っていたんです。

 あたしの子宮を突き上げている巨大な凶器が、膣奥をグリグリと捏ね回したんです。
「あはああっ。弥生、イクーッ。子宮でイクのおっ……イグーーッ」

「ママーッ、見ててっ……もっと凄いのが来そうなのっ。イク、イ、イクッ、イッてるうっ……ま、またイクーーーッ。ああああっ」

「嫌あっ……抜いちゃ、嫌あっ。今夜は弥生だけにしてっ……」
 あたしは天井に向けて痙攣させていた両脚をアイツの腰に絡めて、絶対に放すまいとしていました。ママに取られたくなかったんです。



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