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「短編集『O嬢の館』の女たち」
【SM 官能小説】

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『女医の娘・弥生(M468)のサクランボ』-8

 あたしはアイツを忘れさせてくれるような残酷なサディストが現れるのを心待ちにしていたみたいです。
 数カ月したある日、『18226』という番号の男がブースに入って来ました。

 なぜか獣のような、アイツのような凶暴な男の気配を感じて、ゾクッとしたんです。

 男は黙ったままでした。壁の穴からニョッキリと突き出しているあたしの瑞々しい下半身を見据えて、股間を冷酷にバチバチッと叩いてきたんです。その叩き方は性倒錯した異常者の霊気を感じさせるものでした。
「あひいっ。いいっ……」
 あたしは凄まじい反応を示していたんです。乳首のタコ糸を自分で引っ張っていたのですが、もしかしてこの人なら……と期待して、あたしはゴムシートの向こう側に二本のタコ糸の端を差し出したんです。

「何だ、この糸は……?」
 男の声は胸に重く響くような低音でした。
「あ、ああ……あたしのサクランボみたいな乳首を縛ってるタコ糸ですっ」
 あたしは腰を猥らにクネらせながら、正直に言ったんです。
「ふん。『M468』はそういう女の子か……」
 男は驚いた様子もなく、V字開脚に吊り上げた左右の足の親指にタコ糸がピンピンに張る状態に括りつけてくれたんです。そして指でタコ糸をビンビンと弾くんです。
「ああっ、いいっ……いいのっ……乳首が千切れそうっ」
 ほんとに千切れなかったのが不思議なくらいです。あたしは足の裏をクイクイッと曲げたり、伸ばしたりして愉しんでいたんです。

 あたしのヌルヌルに濡れた女の穴の品定めもしっかりされました。二本の指で、男の巨きな肉棒で、ディルドで、男の固い肉棒で、電動のバイブで、また男の熱い肉棒で、鞭の柄で……子宮に轟くような突き上げを食らう度に、あたしは哭き声をどんどん高め、何度も何度も絶頂イキを告げていたんです。

「ああああっ。もっとあたしのこと、責めてっ。虐めてっ」
 あたしはどれだけ絶頂イキしても、もっとして欲しいと繰り返し叫んでいたんです。

 その時の天井の鏡に映るあたしの貌は、ママくらい妖しい美しさに光り輝いていたんです。女の貌。Mの欲情に溺れた女の貌でした。

「俺好みの女の子だ……もしもだが、このクリをもっと肥大化させて欲しいと望むなら、俺に連絡を寄越せ。赤ん坊のチンポみたいに長く伸ばして、おまえを飼ってやる」
 男は最後にそう言ってブースから姿を消しました。

 あたしの右脚の内腿に男の電話番号が赤ペンで書いてあったんです。

 それから一カ月が過ぎても、あの『18226』の男は『M468』という十代の女の子のブースに来てくれなかったんです。


 あたし……あたしの身体の上で死んだアイツを忘れたくて、『18226』の男に電話してしまったんです。乳首だけじゃなく、クリトリスまで異常に肥大化した身体にされると分かっていながら……そんな身体に改造されたくて電話をしたんです。

 今はすごく幸せな気持ちに浸りながら、勃起すると1センチくらいまで伸びるようになったクリトリスにタコ糸を巻き付けられ、サクランボと繋がれているんです。
 こんな身体になったあたしは、彼だけのモノです。彼に飼ってもらうしかありません。


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