元妻-3
「修、長谷川さんとどこかで会った事あるの?」
「いや?ない。」
「そうなんだ。」
「何で?」
「えー?気のせいかも知れないけど、修、何か切なそうな目で長谷川さんの事見てたような気がしたから。」
「そ、そうか?(良く見てんなー、こいつ…)」
「うん。例えば、昔付き合ってたけど別れた恋人を見るような目って言うか…。」
「いやいや、全く会った事ないし。それに別れた女が多過ぎて誰が誰だか分からないしな!ハハハ!」
「出たー!さすが絶倫巨チンマン♪」
「何だそれ。」
「フフフ。なーんだ、別れた彼女と再開して傷心してるなら慰めてあげようかと思ったのにぃ♪」
「慰めはいらないから、巨チンを元気にして欲しいな。」
「じゃ、ホテル行く??♪」
「行くか!」
修はハンドルを切りホテルへと向かった。
「あん…!あん…!あん…!」
ホテルのベッドでSEXし、喘ぐアンナを見ながら梨紗とのSEXを思い出す。喘ぎ声を恥ずかしそうに必死で抑えようとする梨紗とのSEX。派手さはないが、自分を気持ち良くしようとしてくれた丁寧なフェラチオ、精子を飲み、涙目で美味しいよと無理して笑う可愛らしい性格。それを地味で面白みがないと、少しでも思ってしまった自分を悔いた。もはや梨紗とのSEXが懐かしい。また梨紗を抱きたい…。そんな事を思いながらアンナをイカせ、口の中で朽ち果てた。
「あー、気持ち良かった…。修って昼間から凄いっ♪」
2時間で3回もヤッてしまった。SEXの事だけを考えるなら、アンナがいれば他に誰も要らなかった。修の欲望はアンナで完璧に満たされる。
3回目が終わった後、修がふと聞いた。
「アンナって、結婚とか考えるの?」
そんな質問にアンナはきっぱりと答えた。
「まだ無いかなー。まだ自由気ままに遊んでたいなー。」
「だよな。アンナはそんな感じだよな。」
「え?何??もしかして私と結婚したいの??」
「い、いや、そう言う訳じゃ…」
「なーんだ。でも修なら考えようかなって思うけど、でもあと五年は結婚したくないなー。だってほら、長谷川さん、まだ若いのに子育てとかに大変そうじゃない?大卒だよね?なのにもう子供がいて、周りの子とかまだまだたくさん遊んでるのに自分だけ子育てでとか言ったら、私だったらやってらんないかなー。」
「そっか。まだまだ遊びたいか。」
「うん。でも長谷川さんが大変だったら、助けるのは嫌じゃないの。そこは協力する。」
「そう言うタイプでもあるよな、アンナは。」
「まーね♪」
明るくていい子だとは思った。