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花のごとく
【熟女/人妻 官能小説】

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花のごとく〜蜃気楼エクスタシ〜-2

白いベランダにつけられている風鈴が涼しげに鳴った。
木々の隙間を抜けて不意に通った風にあおられ、一回二回。

長いタバコを灰皿に押し付け、そっと手を伸ばし、智子さんの柔らかい臀部を揉み、その奥の秘部に指を入れる。
智子さんは寝言のようなうなり声を少しあげたけれどかまずに続けた。
ヴァ○ナの周りには薄い陰毛がへばりつき、そこからは独特の変な匂いがする。
ほんとは女性のそこの匂いがとても嫌いだ。
洗っても、洗っても、やたらと酸のつよい匂いがするし、体の器官にしては異常にグロテスクだ。
しかもそこには好かれようとしたり、舐めてほしいと懇願するような愛嬌のかけらもない。
ヴァ○ナの周りは濡れてはいなかったけれど先ほどの情事のなごりで愛液がカピカピに乾いてついていた。
人さし指を口に入れて、唾液を付け濡らしてからもう一度、ゆっくりと丁寧に触る。
濁った赤色のヴァ○ナの縁を一周してから、襞を触りいやらしくこねくり回し、いくらかスムーズになった指を膣へ入れた。
指を第一間接までいれ、爪をひっかけないように気をつけながら左右に動かす。虫がはい回るかのように指の腹で肉をぐにぐにとおしてやったり、親指の爪で軽くクリ○リスを引っ掛けたり押したりして弄んだ。
そのたびに白い尻がぷるんとゆれたり、かたちのよい足の爪先がのびたりする。ユラユラ揺れるペディキュアは、らしくない暗い赤に塗られている。
生暖かい粘液をすくってはなすりつけ、すくってはなすりつけ。不毛なまでに官能的な作業を細かく続けてゆく。
そのうちに肉々しい性器はみるみるうちに潤いだしたので、一気に指を挿入した。
「ぁあ……んァッ!!」
小鳥のような声で鳴く彼女を空いた手で押さえつけ、もっと激しく動かす。
智子さんの膣の肉壁はボコボコしていて凹凸が激しく、彼女が息をするたびに、ぐらぐらと情熱的に形を変える。
そして時には巾着のようにきゅっと入り口周辺を締め付けてくる。

細い腰を抱き、うつぶせにしてバックのスタイルにした。 普段全く日に当たることのない白い背中はたるみかけたウエストが穏やかにくびれ、真っ直ぐな背骨のラインがやたらと色っぽい。
智子さんが小さい頃からある、という左肩の薄いあざに跡を残さないような軽いくちづけをする。
首筋から落ちてきた汗は冷房で冷えて薄い肌がとても冷たい。

首筋の髪の生え際に二度キスをしてから、膣に二本目の指を無理矢理挿入した。一本に慣れたきつく狭い膣を、ちょうど二本が輪を作る形にして広げてゆくのだ。
それからいつも智子さんがかんじるポイント、膣の入り口から三センチぐらい入った、肉と肉の一段きつくしまっている所を二本の指でぐりぐりと責めた。
「ぁん!あっ……つ!」
まだ夢の世界にいるのだろうか。声はスローに響いてくる。
膣のなかはうねり、濡れ、燃えたぎり、その中で二本の指を情熱的にギターを弾くように動かす。
呼応してあげられる智子さんのあえぎ声が部屋に響いた。
変に大きくなくて、溜め殺したものが、ふっともれてしまったのかのような声がたまらなく俺に拍車をかける。
智子さんに四回目の絶頂を迎えさせようと思い、激しいピストンを開始した。
無秩序の膣に高速の揺るぎない秩序を加える。
俺の普段は役に立たない二本の指に、智子さんはさらに歓喜の悲鳴をあげた。
智子さんはバックで四つん這いの姿勢になり、ピストンと同時にしなやかに体全体を降る。
ぺ○スが挿入されているときとリアクションの差があまりない。
悔しい思いなのか、その姿に煽られてなのか、もう自分でもよくわからないけれど、よりいっそう激しく指を動かした。
智子さんの股は愛液と汗でずぶ濡れだ。その股をもっと広げさせて指二本でかき混ぜるように揺らした。


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