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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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ジャクリーヌ婦人と4人のメイド-4

「そんなことがあって、貴方はシャンリーにリングをつけられ、バーデルの都から放り出されたのですか」

女伯爵シャンリーから牡のリングをつけられたとは聞いていたが、ジャクリーヌ婦人は詳しい事情を初めて聞いて、人妻ホリーもまた、自分や4人のメイドと同じようにロイドに惚れた女であり、命がけでロイドに尽くしてくれたことに感謝した。

「その命乞いをしたホリーという者のおかげで、貴方と私は出逢うことができたのですね」

ニルスは女伯爵シャンリーが初めて作った牡のリングの効果を試すために、ロイドにリングを装着した事をロイドの話から知った。

「ロイドさんに牡のリングをつけた時は一緒に作られた牝の指輪は失敗作だったのかもしれません。10日間の呪いを免れても、女伯爵シャンリーが指輪を外せば、ロイドさんのリングも壊れて外れるはずですから」

エイミーはすでにシャンリーが呪われていて、牡のリングと牝の指輪の契約を受け入れられなかった可能性を想像できなかった。
ロンダール伯爵は、ロイドが牡のリングを装着された状況をメイドのアナベルからの報告で知った。そして「シャンリーは死ぬよ」とはっきりとアナベルに言い切った。
ロンダール伯爵は、シャンリーがロイドにリングを装着した時、すでに凶運にとらわれていた事を看破した。

ジャクリーヌ婦人は、シャンリーがはめた牝の指輪が効果をあらわさず、ロイドとシャンリーが契約を結べなかったことを、本当に良かったと思った。
ロイドに惚れて命がけで命乞いした女から奪ってみせて、遊び終えた玩具を放り出すようにロイドをバーデルの都から追放した女なのだ。自分が死ぬ可能性があるとわかれば指輪を外すために、伴侶の契約をしたロイドを殺すぐらい平気でやりかねない。

バーデルの都の賭博場の景品として、ディーラーだった牝の指輪をつけたエイミーが、奴隷として牡のリングと一緒に提供されたことを、ニルスはジャクリーヌ婦人に話した。

「ジャクリーヌ婦人、貴女がつけている牝の指輪は女伯爵シャンリーが作ったものではありません。ロンダール伯爵が、ロイドさんの牡のリングのために特別に作った指輪です。ロイドさんの牡のリングは、俺についているリングよりも強い呪いがかけられていて、激しい肉欲に襲われるそうです。あと、ロンダール伯爵の占いでは、ジャクリーヌ婦人やブラウエル伯爵、あと腹違いですが俺の弟のヨハンネスは死の凶運の結果が出ていたのですが、強い呪いを受けているロイドさんと関わることで凶運から逃れられるとわかりました。そのために俺はロンダール伯爵に頼まれ、ロイドさんにその指輪を渡しました。信じがたい話だとは思うのですが」
「信じますよ。牡のリングと牝の指輪の効果を感じていますからね。なぜ、ロンダール伯爵は私たちを凶運から逃れさせてくれたのかしら?」
「そうすることで、自分に降りかかる凶運を逃れられるからだそうです」

翌日、ニルスとエイミーはドレチの村へ帰っていった。
メイドの4人、マーサ、ミーナ、リュシーとリータは、ロイドの肉欲を処理する係に命じられた。

リーナはほっそりとしていて華奢な身体つきをしている。胸も小ぶりで、乳首は陥没しているが、ロイドが舐めたり吸ったりしていると、淡い鮮やかな色の乳頭が勃ってくる。きゅっとあがった尻は可愛らしい。
リーナの美尻を撫でながら、ベッドの上で這いつくばらせたミーナを、ロイドが犯している。
ロイドの背中に抱きついたマーサは、ふくよかな双乳を背中に密着させて、抱きついている手で、ロイドの乳首を撫でたりつまんだりしたがら、ロイドの耳へふうっと息を吹きかけている。

「ロイド、ああん、奥まですぼずぼされて、き、気持ちいいっ!」
「ミーナさんの次は私を可愛がって下さいね、ふふっ、かぷっ……れろっ……」

ミーナの腰のくびれのあたりをつかんで激しく腰を動かし、逸物をぎゅむぎゅむと締めつけてくる膣壁をロイドは擦りつけるようにすると、ミーナが少しそばかすのある顔を上げて嬌声をもらす。
マーサはロイドの耳を甘噛みしたり、興奮しながら舐めていた。
ミーナとマーサがロイドの相手をしている間は、リュシーとリータの姉妹かメイドとしての家事をこなしていた。
昼間から、ミーナとマーサを相手に、ロイドは絶倫ぶりを発揮していた。

ジャクリーヌ婦人は、自室のベッドに全裸で身を横たえると、目を閉じて指輪のはまった左手で自分の豊満な乳房を揉みながら、右手の指先を舐めて濡らした。右手の指先を牝の淫花へすべらせる。
ロイドがメイドたちと交わっているのを想像して、むらむらと欲情していた。
声を殺して右手の指先でこねるように、小さな淫核を弄る。
鼻筋の通った整った美貌のジャクリーヌ婦人が、柳眉をしかめて自慰に耽っている。夜になれば、ロイドが夢中でジャクリーヌの乳首にむしゃぶりついて、母乳を吸って欲情して犯してくれるのを思い浮かべると、自慰をする指先を止められなかった。

「んっ……んんっ……あっ……ん」

熱い吐息と、我慢しきれずにこぼれてしまうあえぎ声。ジャクリーヌ婦人は、牝の淫花に指先を沈め、腰をくねらせる。
くちゅ、ぬちゅと牝の淫花から卑猥な水音が聞こえると、ジャクリーヌ婦人は浅く沈めた指先を掻き回すように弄る。
ロイドと交わることを知って、自慰で欲情を落ち着かせる程度でジャクリーヌ婦人は我慢できるようになっていた。
ロイドの精液をたっぷり膣奥で受け入れる快感は、ロイドの手下の14人を相手に肛門で交わるよりも気持ちいい。
びくっと身を震わせ、軽くイッたジャクリーヌ婦人は、指先を牝の淫花から抜き出すと、乱れた息が整うまでベッドの上で身を投げ出していた。

ロイドはミーナが脱力して動けなくなっている間に、仰向けになったマーサの上にかぶさりキスをしながら、猛った逸物を淫花に沈めていた。
マーサの抱き心地は、柔らかさで包みこんでくる感じである。


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