教祖ヴァルハザードの淫夢-2
「うぅっ、なぜ、私たちまで……はぅっ、くあっ!」
寝台の上で上体をゆっくりと起こしたヴァルハザードは、慌てふためく神官たちが糸触手に絡み取られていく様子を、口元を歪めたような笑みを浮かべてながめている。
立っていられなくなった神官が床に這いつくばって逃げようとしても、すでに脚や腕には糸触手が絡みついている。
強度としなやかさが糸触手にはあるようで、絡みつかれている神官たちの動きがぎこちない。
「んひぃ! あぁっ、お許し下さい!」
神官が懇願しながら、ヴァルハザードに床に這いつくばったまま手をのばしていたが、その手が糸触手にグイッと吊り上げられる。
法衣の下では、乳房が巻きつき絞め上げられ、乳首に刺された糸触手から体液が血と交換に流し込まれていく。
「体が熱いっ、ヴァルハザード様、私たちの血も求めるのですね……んはっ!」
ヴァルハザードは返事をせずに神官たちが乱れていく様子を、やはり笑ったまま見つめていた。
「んあぁっ、はぁっ、んんっ!」
床に仰向けに倒れたまま、法衣の上から乳房のふくらみを、自分から揉んでいる神官もいた。
敏感な乳首や陰核を刺され、体液を注入された神官たちは欲情している。糸触手が一度、するすると離れる。
「身を捧げる者は、法衣を脱げ!」
その声に4人の女性たちは目を潤ませ、頬を上気させながら、ヴァルハザードの顔を一斉に見つめた。
「はぁうぅっ……あぁ……んひぃ!」
泣き濡れた声を上げ、髪を振り乱している神官は、ヴァルハザードの胸板に手をついて腰をくねらせながら熟した果実のような尻を前後に動かし、肉槍による快感を貪っている。背筋を反らせ、恥骨をすり合わせるように前後に動かしながらヴァルハザードの肉槍を膣洞で淫らにしごき立てる。
ヴァルハザードが上半身を起こし、対面して座り合う体勢になり、神官の揺れる乳房の先端、糸触手で血を吸われ、ぷっくりと色づき膨れた乳首に吸いつく。左右交互にヴァルハザードに吸われたふたつの乳首が、甘く痛いほど疼く。
「……ヴァル……ハザード……さ……ま……」
ヴァルハザードが喉へ喰らいつくと、血を啜られている神官が、抱きつかれたまま意識が遠くなり気絶する。
ヴァルハザードは気絶した神官から口を離して、抱きしめていた腕をほどく。ヴァルハザードにしだれかかった状態で気絶している神官を、他の3人の神官に命じて床に下ろさせた。
3人の顔を見つめたヴァルハザードが、次の餌の神官を指さし、寝台の上へ腕をつかんで引き上げた。
這いつくばった神官の髪をつかんで顔を上げさせ、激しくヴァルハザードは腰を動かして肉の打ちつけ合う卑猥な音を響かせて犯している。
待たされている2人の神官が抱き合い唇を重ねて、お互いの体を愛撫していた。
糸触手に一度吸われている神官2人は、お互いの敏感な乳首を擦り合わせるようにして、小さくあえぎ声を洩らし、また唇を重ねると、ねっとりと舌を絡ませ合い、しなやかな手で背中を撫で、尻を揉みまわしている。
「はひぃ……ヴァルハザード様っ……お、お願いします……私の血を……あぁっ」
這いつくばっていた神官が手をついて体を支えきれなくなったのか、尻だけを上げた卑猥な姿勢で犯されている。
ヴァルハザードは前のめりに上体を倒すと、犯している神官の首に手をまわし、絞め上げながら、肉槍は深々と沈めて腰の動きを止めた。
犯されている神官の尻や肩に絶頂の痙攣が起き始めた。膣内で、糸触手が血を奪っている。犯されている神官は窒息している苦しさと、膣壁から血を奪われている快感に白目を剥いて、舌を出しながら痙攣を繰り返していた。
2人目の神官が気絶すると、ヴァルハザードは膣内から血と愛蜜まみれの屹立したものをずるりと抜き出した。
そのままヴァルハザードは寝台から下りると、まだ血を求めている糸触手をうねらせながら、欲情を慰め合っている神官たちに近づいていった。
糸触手に全身を絡め取られている神官が柔肌を這いまわる触手になぶられて、泣きながら身悶えていた。立っているヴァルハザードの足元では這いつくばり、足の指を舐めながら懇願していた神官が、上目づかいでヴァルハザードを見上げていた。
「んひっ! あぁ、そこは、あぁっ!」
糸触手が肛門の小さなすぼまりに侵入すると、なぶられていた神官が腰をくねらせるように身悶えた。犯されたことがない不浄の穴を、初めて犯されている。乳房に巻きついている糸触手が、ぎゅむぎゅむと絞めつけを強めていた。
チクッと乳首や陰核に糸触手が突き刺さった瞬間、肛門の腸壁にも糸触手の先端が突き刺されていた。交わりに使われるはずのわれめから、腰をくねらせるたびに、床に愛蜜が滴り落ちる。
「おしりが壊れるぅ、あひぃ、あうぅ、吸われてるぅぅ、嫌ぁぁっ!!」
ヴァルハザードのそそり立つ肉槍の先端が糸触手で血を奪うたびに、ピクッピクッと小さく脈打つのを、床に這いつくばっている神官が、舌舐めずりをして見つめていた。
糸触手に両腕を広げた状態で吊られて、敏感な乳首や陰核だけでなく、腸壁から血を奪われていた神官が、絶頂の痙攣しながら気絶すると、こくりとうなだれていた。糸触手から解放された神官が、床に崩れるように倒れた。
「3人を寝室から運び出せ」
ヴァルハザードは、自分も快感に溺れさせてもらえるものと思い込んでいた神官に命じて、気絶した3人を寝室から退室させた。唇を噛みしめて泣きながら、最後の4人目の神官は絶頂して気絶している3人を運んでいた。
神官たちが退室すると、ヴァルハザードは寝台の上に仰向けに寝そべり、次の餌になる少女と4人目の神官が寝室に戻ってくるのを、糸触手を蠢かせているものを見ながら待っていた。
次の餌の少女はミャンミォン。反逆を企てた者の一人娘。まだ14歳、嫁ぐ前の交わりを知らない小娘。ヴァルハザードは、彼女に交換条件を出した。