投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

Sorcery doll (ソーサリー・ドール)の最初へ Sorcery doll (ソーサリー・ドール) 62 Sorcery doll (ソーサリー・ドール) 64 Sorcery doll (ソーサリー・ドール)の最後へ

モルガン男爵-2


「先発隊は、ゼルキス王国へ亡命する。兵糧はありがたく使わせてもらう」

伝令のために、お前は生かしておいてやるから、モルガン男爵に直接伝えろ、逃亡したら、他の衛兵や家族は全員殺すと脅されたらしい。

モルガン男爵は、ブルーノの伝言を聞いて、巨漢で岩のような筋肉がついた体つきをした、ガルドの顔と声を思い浮かべていた。

(やはり、平民階級の者など信用できない。ガルドめ、会議で兵糧を出し渋った私のことが、よほど気に食わなかったようだな)

奴隷商人シャンリーが援助した後発隊の滞在費がもうすぐ尽きる時期に、負傷した衛兵が来たのは偶然だろうか、と考えながら、モルガン男爵はブルーノの首を絞めて殺害した。

ガルドが謀叛するのはどうでもいいが、ランベール王から任された遠征軍の兵糧輸送の任務を果たす前に、王に発覚すれば、兵糧を小分けに輸送していたことが謀叛の原因と疑われかねない。

ランベール王に入れ知恵をするおそろしい女シャンリーは、伯爵の爵位を与えられ領地へ向かっているため、王都から不在であった。

(国境の衛兵が脅されたのは、ガルドの先発隊の仕業だとしても、残った後発隊に兵糧を送らなければならない)

ブルーノを運び込んできた衛兵に、モルガン男爵は金を握らせ、遺体を夜中に処分させた。

モルガン男爵は王命に従って兵糧を輸送したことにするため、王都の食糧庫ではなく、パルタの都から後発隊の半月分の兵糧を輸送するよう書状を送った。
王都の食糧庫からでは目立ちすぎる。
だが、これでパルタの都の記録さえ改竄すれば、王命通りに兵糧を輸送したことにできる。

後発隊をうまく解散させるにはどうするか、影の宰相と呼ばれるこの策士は、自分の保身のために考えた。
国境警備の衛兵が、ガルドの先発隊に殺害された事実を隠蔽し、志願兵を先発隊のあとを追わせて、ターレン王国から追い出すにはどうすれば良いか。

後発隊から、いなくなった衛兵の人数を補っておく。いずれ何年か先に騎士ガルドの謀叛が発覚した時、数が合わない減った衛兵の人数はガルドが連れて行ったことにする。

(後発隊の流民どもは、先発隊には兵糧があると知っている。それを頼って追わせるには輸送する兵糧は少ないほうがいいだろう。騎士ガルドに奪われなかった輸送していない余剰分は、こちらでうまく使わせてもらう)

モルガン男爵は、ランベール王とシャンリーに毒殺されかけた。ランベール王にモルガン男爵は、密かに後宮に呼び出され、奴隷売買の法改正とシャンリーを女伯爵としてバーデルの都を与えることにしたと告げられた。

ランベール王は寝室で、バルテット伯爵の娘ミリアを犯しながら、モルガン男爵と話している。

「ミリア、お前の故郷を他の女に譲られて悲しいか。ならば孕み、子を産め。お前の子が、そこのモルガン男爵ぐらい優秀ならば、バーデルの都の領主にしてやってもよいぞ、ハハハハハッ!!」

美少女ミリアの両脚を開き、ランベール王はモルガン男爵に見せつけながら、膣内に射精した。

アリアンヌとシュゼットは、寝室の端に二人で立たされている。

「モルガン男爵、そこの二人を孕ませなければ犯してもいいぞ、肛門を使わせてやろう。アリアンヌ、シュゼット、モルガン男爵をもてなしてやるがいい」

ベッドの上で、ぐったりとしているミリアの、アリアンヌやシュゼットと比べるとまだ熟れきっていない小ぶりな乳房を弄りながら、ランベール王は言った。

モルガン男爵の左右に立ったアリアンヌとシュゼットは、モルガン男爵の方へキスをした。

モルガン男爵が、それまで夢中だった令嬢ソフィアを国境の宿場街へ向かわせたのは、王に呼び出され、アリアンヌ、シュゼット、ミリアのうちの誰かを王の目の前で、排泄の小さな蕾を犯すことをたびたび求められたからであった。

肛門を犯すなんて男色家のする事だと思い、モルガン男爵は軽蔑すらしていたのだが、王に逆らえば殺されると思い、美しい三人を犯しているうちに、独特な快感にはまってしまった。

(ソフィアが館へ戻ってきたら、後ろの穴も犯してやるとしよう)

モルガン男爵はミリアを犯しながら、ソフィアがモルガン男爵の館へ来たばかりの頃を思い出していた。
シュゼットを犯しながら、剣技を身につける前の華奢だったソフィアの体つきを思い出していた。
アリアンヌを犯しながら、ソフィアの母親フィオレの飽満な双乳やあえぐ声を思い出していた。

「余も好き者だがモルガン男爵もなかなかなものだ。モルガン男爵と同じぐらいの齢になった頃、余はそれほど激しくする逞しさはないかもしれない」

ランベール王は、モルガン男爵に笑って声をかけながら、ベッドに上げた三人のうちの一人に股間のものを愛撫させるのだった。

モルガン男爵は、若い頃のように館の使用人の女性たちを犯し始めた。ソフィアを養女にしてからは、使用人たちには手を出していなかった。

「モルガン様、そこは、んっ!」

モルガン男爵は、肛門の蕾を指先に油をつけ、揉みほぐす。ひくひくと反応する蕾と恥ずかしがる使用人の普段は見せない表情にモルガン男爵は興奮した。

どれだけ犯し中に出しても後ろの穴なら孕まないというのも、モルガン男爵にはたまらなかった。

平原の国で、獣人族の娘が奴隷として売買される理由には、人間族と獣人族はどれだけ交わっても、孕まないということがある。

モルガン男爵は這いつくばった使用人の娘の腰をつかんで、思いっきり深くまで突き入れると、肛門の強い締めつけと、熱く包みこんでくる腸壁のうねりを感じながら、白濁した熱い粘液をぷちまけるのだった。

「はひっ、はうぅっ、あぁっ、熱いっ、モルガン様っ、お尻なのにぃ、はぅぅ、んはあぁぁっ!!」

まさか中年になって、交わりを覚えたての頃のような興奮を、再び感じるようになるとは思ってなかった。


Sorcery doll (ソーサリー・ドール)の最初へ Sorcery doll (ソーサリー・ドール) 62 Sorcery doll (ソーサリー・ドール) 64 Sorcery doll (ソーサリー・ドール)の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前