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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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肉欲の宴-4


深夜、満月の月明かりの下で、村の住人たちは全裸で家から出て来ると、村のあらゆるところで、淫らに交わり始めていた。

若妻シンシアは、必死に逃げたのだが、奴隷の青年たちに村の中央あたりの広場で、囲まれてしまった。
衣服や下着は乱暴に引き裂かれた。
奴隷の青年たちは、人妻シンシアを休ませることなく押し倒して犯し続けた。

「……や、止めて、もう中に出さないで」

虚ろな目つきと表情の青年たちは、口の端からよだれを垂らしながら、人妻シンシアの蜜穴で、肉棒を奥へ奥へと、激しく突き動かす。
中で、熱い肉棒が少し膨れた感じがして射精が近いのを、シンシアは感じる。
はっ、はっ、はっ、とよだれを垂らした青年は発情した獣のように容赦なく、腰を激しく揺らし続けている。
激しく突き上げられて、揺れる双乳に、青年のよだれがぽたぽたと落ちる。

また、中に出された。

やがて、絶望という毒が、貞淑な妻シンシアを、男たちの肉欲を吐き出させるための肉の穴にされたような思いにさせて蝕んでゆく。

人妻シンシアを強姦したのは、奴隷の青年たちだけでなかった。
青年たちの凌辱のあと、まだ起き上がれずにいるシンシアに次は、村で暮らしている果実酒作りを一緒にしている村人の男性たちが抱きつき、勃起した肉棒を挿入してきた。

月明かりに照らされた広場には、父親と交わる少女、母親と交わる少年もいた。
それは異様で淫らな光景であった。

射精を何度かして、疲れ果てた男性はその場でしばらく身を横たえているが、しばらくすると再び勃起して、交わる女性を探して徘徊し始める。

聖騎士ミレイユは、そんな男性たちを剣を鞘から抜かずに、横顔を叩き、殺さないように払い退けていた。

(何なのだ、これは?)

オルコットは、妻ではなく、少女を見つけて肉棒を挿入していた。少女は処女だったらしく、オルコットの肉棒には処女喪失の血がまとわりついていた。

痛みに夢から覚めた少女は怯え、泣き叫んでいるが、オルコットは容赦なく、腰を揺すり続けていた。
やがて、少女は膣内に射精された。
オルコットが肉棒を抜き出すと、少女の股間の秘裂から、白濁と血のまざったものが、どっぷりと吐き出された。

「……うっ、えぐっ、うぅっ」

泣いている少女から離れたオルコットがふらふらと歩いて立ち去っていく。

まだ倒れて泣いている少女の体を押さえこみ、上からのしかかってきたのは、彼女より2つ年下の弟だった。

「だめぇ、お姉ちゃんがわからないの、や、やめ……うぅっ、い、痛いっ!」

彼女の弟が。はぁ、はぁ、と虚ろな目で熱い吐息をもらしながら、まだ痛みがある膣洞へ肉棒を擦りつけている。
のしかかり抱きついている弟の体が小刻みに震えて、子宮へ熱いねっとりとしたものを放つ。
弟は一度射精しても満足しなかった。射精したあとも抜かずに、中に肉棒を留めて抱きついていた。
肉棒が再び膣内で、力を取り戻し反り返ると、姉の肩を押さえつけ、激しく腰を揺らした。

聖騎士ミレイユは、理性を失った村人たちを斬り殺すわけにも行かず、女僧侶リーナのいる館に戻ることにした。
一緒に行くと言っていたが、連れて来なくて良かったとミレイユは思った。

館の玄関の大扉は、ミレイユが出た時のまま閉じられていた。
あの混乱の中に、おそらくオルコット夫妻もいるのはわかっていたが、正気を保っているのかまではわからない。

「リーナ!」

ミレイユが大きく大扉を開いて館に走り込んだ時には、すでにリーナは姿を消していた。
館内を必死に探したが、リーナの姿はない。いつも持ち歩いている護りの錫杖も見つからない。

ただし、館にいるように指示されたリーナが、勝手に館から出て行くとは、ミレイユには思えない。

ミレイユは館の戸締まりをして、2階の客室も内鍵をしっかりかけると、白銀の鎧を外し、衣服を脱いだ。

魔剣ノクティスを鞘ごと抱きしめて、ベッドで仰向けに寝そべると、ゆっくりと目を閉じた。

魔剣ノクティスと交感するために、息を整えて、瞑想する。

ミレイユは、ノクティスの館の寝室にいた。ノクティスは、美しい少女の全裸姿でミレイユを出迎え、抱きしめた。

「戯れている余裕はない。ノクティス、あれは何が起きているのだ?」

「貴方には私がついているから、問題ないわ」

そう言って唇を重ねてくる。
話を聞き出すには、ノクティスの戯れにつきあわなければならないようだ。

ノクティスの舌がミレイユの口の中にさし入れられて、ねっとりと淫らに絡みついてくる。

「ん、むぐ……んんっ……ふぁっ……」

ミレイユと長いキスを終えたノクティスが微笑を浮かべている。

「ミレイユ、私の胸をさわって」

ノクティスが甘えるように囁き、ミレイユの耳をちろっと舐めた。
ミレイユはうなずくと、ノクティスの小ぶりな美乳をゆっくりと揉んだ。

「あぁ、ミレイユ、もっと……んっ!」

ミレイユが淡い薄紅色のノクティスの敏感な乳首を指先で転がしてやった。

ノクティスは淫魔である。

「貴女のここ、濡れてる。むこうの騒ぎを見て、ちょっと興奮しちゃったの?」
「それは私ではなく、ノクティスのほうじゃないのか?」

ノクティスは、しなやかな指先でミレイユの秘裂を撫で上げる。

「こうしている間に、眠っている私の体が犯されてしまうかもしれない。それにリーナがいなくなってしまった」

ふぅ、とノクティスはため息をついて、ミレイユの頬に、チュッと軽くキスをすると、何が起きているのか、なぜリーナが姿を消してしまったのかを、ミレイユと一緒にベッドで寝そべり、ミレイユの柔肌に抱きついて話し始めた。

「貴女が初めてこの館に来た時、意識だけでなく体ごと、こっちに来たのはおぼえてる?」







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