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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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母より年上 子より年下-2

 呆気なく終わった1回目とは異なり、口淫で感じていたサイズそのままに、2回目は太い径の肉棒に膣穴を押し拡げられる感覚を味わえている。「素敵よ、タクミくん」。偽りのない感想を伝える。「き、気持ちいいですかっ?」。「気持ちいいわよ。いっぱい動いていいからね。激しくして」。タクミくんが激しく腰を打ち付けてくる。さすがに2回射精した直後なだけに、持続力が備わっているようだ。長さも太さも固さも申し分ない。カラダが男との相性の良さを悟ったせいか、徐々にアクメに近づいていくのを感じる。男は単調ながらも力強いピストンを繰り返している。(イク…)。

 逝ったことを悟られぬようにハァ、ハァと息を継いでいく。一瞬男の尻に回していた両手に力が籠ったが、男は絶頂には気づいた様子もなく律儀に腰を振り続けている。この動きがキープされるなら、このまま2、3回はアクメを愉しむのもいい。男を励ますように声をかける。「すごく素敵よ。タクミくんっ。オバサン気持ちいいっ…」。「あぁっ! イクうっ!…」。熟女好きのうぶな男に「オバサン」は禁句だったようだ。突き入れられた肉棒がビクビクと精液を噴き出す感覚が、コンドームの膜越しにも伝わってくる。射精を終えると息はまだ荒げたまま身体を預けてくる。若い男に組み敷かれる感覚はいいものだ。「ま、まだお願いできますか?」。3回も射精してもまだ意欲を持ち続ける男に青さと若さを感じる…(悪くない…)。「じゃあ。とりあえず延長しとく?」。「はいっ!」。

 枕元の受話器をとってフロントに延長を伝える。どうせなら日が暮れてからホテルを出る方が目立たなくてよい。「すみません、葵さんに電話なんかさせちゃって」。「いいのよ、別に。延長伝えるだけなんだから」。「ありがおうございます。ボク、そういうのすごく恥ずかしくて」。恥じらいを忘れてしまった自分が少し恥ずかしくなる。

 「あの…、葵さんは指輪してるから結婚してるんですよね?」。「そうだけど?」。「じゃあ、人妻サンですね」。「ふふっ。なあに?それ。貴男のお母さんよりも年上でも『人妻』かどうか気になるの?」。「だって、結婚してるってことは、『熟女で人妻』ってことじゃないですか。それって葵さんにとっては『浮気マンコ』ですよね?」。(せめて『不倫』ぐらいにしてほいしいけど)「そういうことになるのかしらね」。「浮気マンコしてる人妻ってずっと憧れてて。出会い系で女の人と逢うの3回目なんですけど、今までの人はみんな独身だったみたいで…」。「ふふ。面白いのね」

 性癖というほどのものでもなさそうな、若い男の告白を笑って受け流す素振りをしつつも、自分がインモラルな行為をしていることを突き付けられた気になる。今まで逢ったという2人の女が本当に独身だったかもわからないが、夫のある身ということを軽く口にした自分を少し責めもする。「そうよね。いけないことよね、こんなこと」。さすがに『浮気マンコ』という言葉を使うのはためらわれる。「あ、す、すみません! そんな意味じゃなくって。あの、ずっと、ずっとお願いします!」。「わたしも手当たり次第に男の人とこんなことしてるわけじゃないのよ。メールでちゃんとやり取りもして、安心して逢えそうな人とだけこうしているの」。

 説教された訳でもないが、妙に一途な男の態度にいつの間にか弁解めいたことを口にしてしまった。この男にしても、天使frも聖人君子でもなく、出会い系サイトで捕まえた母親よりも年上の女と寝ているただのマザコン男みたいなものだが、こちらにしても「浮気マンコ」とまでは言わないまでも、不倫不貞を働いていることは事実だし、しかも相手は分別盛りでもなく、自分の子供よりも若いのだから、やはりインモラルなことをしているとしか言い様がないのだろう。

 ふとこの男を育てた母親のことが気になる。
 「親の顔が見たい」などという意味ではない。どこかしら母性をくすぐるこの男を育てた母親というものに興味がわく。

 (とてもいい子育てをされましたね。素直で真面目で純粋で。)

 (でも、ごめんなさい。わたし、貴女よりも歳が上だというのに、貴女のお子様と「浮気マンコ」の真っ最中。ご立派な肉棒、根元までオマンコにお納めしています…)


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