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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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(最終話)未亡人との歪な関係H-5

「んん、も、いくっ……いっちゃ…うっ…」

「佳織。可愛い。いっぱいイッていいよ」

ちゅうっ、と鎖骨の少し上辺りを唇でキツく吸いながら、指先にどろり、とした粘液を感じた。
絶頂を迎えたそこは、びく、びく、と何度も震えている。

「この位置なら、襟付きのシャツ着たら大丈夫」

クスッと冴子は笑いながら、陰核から指を離して、湯では落ちきらない指先の粘液を舐めとる。

「んん、冴子さ…ん、意地悪……自分がされたら、怒るでしょおっ……」

「そりゃ……ただ寝るだけの、どうでもいい男ならね?意味わかるでしょう?」

はあはあと荒く息を吐き出しながらも、不思議そうな顔をする佳織を見て冴子はクスッと笑った。
とうに理性は削られ、目の前の熟れた女に溺れてしまっている。

「佳織さん。今日だけ……ワガママ、言わせて。これ以上あたしに恥ずかしいこと、言わせないで」

冴子は、佳織の体を抱き寄せて、その口元に自らの首を押し付けるような体勢になる。

「痕、つけて。あたし、誰にもこんなこと言ったことないから」

「え、あっ……?!」

そんな行動を取られて「意味わかるでしょう?」の意味をやっと佳織は理解する。
佳織は恥ずかしそうに、戸惑いながらも、美しく、シワのほとんどない紅潮した首に唇を押し付けた。

「ん、…ん」

甘い刺激に、冴子が吐息を吐き出す。
佳織は、膝立ちになっている冴子の太ももにそっと手を這わせて、その間に指を滑り込ませる。

「ん、ぁっ、佳織…さ、んっ」

指先に感じる冴子の体液を指にまとわりつかせて、佳織はナカに指を差し込んだ。

「はぁうっ…んん、佳織さん、気持ち……いいっ」

「こんなにして……興奮してくれてたの…?」

「しま、すよ……そりゃ……あぁうっ…んっ」

「痕、つけちゃうよ?本当に、いいの?」

紅潮して、汗をかいた首筋を何度も舐め、ちゅぷっと軽く音を立てて、佳織は半ば噛むように愛撫する。
この美しい首を、誰でもない自分が汚すことを許されているという事実に、どれほど興奮するだろう。
佳織はそう思わざるを得なかった。

「も、恥ずかしいこと…言わせないで…。セックスしまくってきて…、数え切れないくらい、寝てきて……こんなこと、誰にも言ったこと…ないんだから……」

「あたしだけ?」

膀胱の裏側を優しく撫でながら、佳織は問う。

「そ、だよ……佳織さんじゃなきゃ……嫌……今日は…ワガママ、言わせて……」

今にも消え入りそうな、小さな声で、恥ずかしそうに冴子は懇願した。

「特別だよ、冴子さん」

じゅるっ、と強く、柔らかな唇が冴子の首に押し当てられたかと思うと、きつく吸われて、さらには膀胱の裏側を撫でるその指先も、ぐぐっ、と強く押し込まれる。

「あ、ぁあっ……」

冴子の目から、悲しいとか、痛いとか、そんなことは微塵も思ってないのに、ぽろぽろと涙が零れる。
これほどまでに、誰かに心を委ねたことはなかったかもしれなかった。
佳織の嘘偽りのない「特別だよ」という言葉が、ただ嬉しかった。

「ん、い…く……いくっ……」

冴子は体を大きく仰け反らせて、佳織の体を強く抱きしめる。
肉体だけでなく、精神的にひとつになる、この感覚をきっと求め続けるのだろう。
女とか、男とか、そんなものを超えて、本間佳織という人間の魅力に、冴子は取り憑かれてしまっていた。

ーーそれはおそらく、彼女と体を重ねた誰もがそうなのだろう。

この未亡人との、これからさらに深まるであろう歪な関係に……冴子は胸を高鳴らせることしか出来なかった。


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