誕生日プレゼントは電車内で捧げるアナル処女-7
服装を整えながら雑談を交わしている二人の側を車掌が会釈して通り過ぎた。
「あきれたわ、車掌もグルだったのね」
「いや、謝礼と引き換えに見逃してもらってるだけさ」
化粧室で杏奈は用意されていた普通のワンピースとパンプスに着替え、二人は駅を出る。
「そうなの?ところで最後の人のアレはどういう意味かしら?今後ともよろしくって?それにあの紙袋は?」
「さあ?あれは今日の報酬としてもらってくれってことじゃないの?」
知っているはずなのにとぼける海堂。
「イヤなひとね」
「欲求不満の女を満足させるいい人さ」
「満足したのはあなたのほうではなくて?」
「そうだな。ま、お互いさまってことで。送っていこう」
杏奈は海堂にタクシーで自宅まで送ってもらい入浴後、裸の姿でプレゼントされた箱を開ける。箱の中にはアルファベットのデザインの数種類の上品なピアスにメッセージカードが添えられていた。
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アナルファック大好き新米娼婦さんへ
鉄道紳士淑女の会へようこそ。欲求不満なときはこのピアスをつけて電車に乗るといい。俺達がお前の『パートタイム痴漢LOVER』となって楽しませてやる。
その際はアップの髪形か、髪をかきあげるなど俺達が発見しやすいようにすること。
各ピアスの意味は以下のとおり。複数装着可。
A ピンク 肛門
N 黄 乳首、乳房
K 紫 クリトリス
V 赤 膣
S 白 コンドームあり
P 黒 コンドームなし
つけているピアスが意味する場所を重点的に嬲るルールだ。
S、PはA、Vと組み合わせて使う。例えばAとSならアナルにゴムありで挿入して欲しいという意味になる。
キスやペニスへの愛撫は求められたら必ず応じること。フェラは禁止。電車内では難しいからな。
挿入を求めるならば3人以上の男性会員と調整をし壁役を設定すること。
服装はミニスカートや前ボタンシャツなど痴漢しやすい衣服を着用すること。
ピアス着用は我々からお願いすることもあるが原則自主的につけてくるという建前になる。楽しませてくれた場合、これもあくまで自主的に君に対して謝礼が支払われる、という建前だ。
VとPをつける女性会員は稀少なので、貴女がその勇気を見せてくれることを期待する。
以 上
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読み終えた杏奈は唇をかむ。また一歩、アブノーマルな世界に踏み込んでしまった。だけどいまさら悔やんでもしかたない。諦めたように息をつき、しばらくピアスを見つめた後、右耳にV、左耳にPのピアスをつけて姿見の前に立つ。赤と黒。膣内に自ら中出しをせがむサイン。
ー公平君に裏切られた私は、きっと遠くない将来、公平君にもらったピアスではなくこのピアスを自分の意思で装着して乗車してしまうのだわ。そして『パートタイム痴漢LOVER』という名の痴漢娼婦として見知らぬ男達の男根を二つの穴で接待して中出しのご褒美を受けて絶頂するのー
そんな未来予想図に子宮が震え秘所から海堂に中出しされたザーメンの塊が垂れ落ちる。
股間に手をやりその塊をすくいとり舌を出して味わう。ふと顔を上げると、鏡の中にはこれまで見たことのない淫靡な微笑を浮かべる女が映っていた。