投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

パートタイム痴漢LOVER
【痴漢/痴女 官能小説】

パートタイム痴漢LOVERの最初へ パートタイム痴漢LOVER 10 パートタイム痴漢LOVER 12 パートタイム痴漢LOVERの最後へ

人妻教師の痴漢指導-5

「確かにそういう側面があることは否定しないよ、でも建前にすぎない面もあるよね?」
「・・・・・・」
「たとえば結婚して子供を作りたくてもお金がなくて結婚できなかったり子供を諦めたりするカップルもいるし。そういうカップルはセックスしちゃいけないってこと?」
「そ、それはセックスには二人の愛を確かめるとか深めるっていう側面もあるから・・・」
「だよね、それにセックスには健康面なんかで良い効果を発揮することがあるらしいし。そもそも三大欲求のひとつなんだから、本来それを抑制することが不自然じゃないのかな?」

「・・・でも、もっと普通のセックスを・・・・」
「先生のいう普通のセックスってなに?」
「え、えと、夜二人でベッドの中で裸で抱き合って・・・みたいな?」
「みんながみんなそんなセックスしてるなら、大人のおもちゃとかエロ動画とか性風俗とかあんなに色々あるわけないんじゃない?」
「・・・たしかにそうかもしれないけれど、でもあんなことしたらいけないと思うの」
「でも、みんなやってることだよ?よく個性を伸ばせ、なんて言ってるけどセックスが個性的だったらいけないの?」
「変態的なセックスが好きなのも個性だって言いたいの?」
 あきれた表情を見せる杏奈。

「そうだよ、それでなにか問題あるの?」
「・・・たとえば、お互いの『個性』を受け入れられない場合はどうするの?」
「それは別れてお互い『個性』のあうパートナーを探したほうがいいかもしれないね。でも俺は先生の『個性』を全部受け入れる自信があるから大丈夫だよ!」
「・・・・・・・」
「先生はさ、16歳で子供生んで苦労したし、孝一さんもあんな感じで愛人作ったりしちゃうし、宗教信じてるし先生という聖職者だし。だから性に関してお堅い考えになるのはよくわかるんだよ」
「・・・・・・・」
「でも10代後半から20台後半の女盛りの時をずっとエッチなことせずに我慢してきたんでしょう?小さいときから杏奈おばさんのことずっと見てきたからわかるんだ」
「・・・・・・・」
「でも、そうやって我慢して不満を抱えてきた結果が、更衣室でのああいう行為につながってるんじゃないの?」
「うっ」
 そのとおりかもしれない、杏奈は思った。

「これ以上我慢し続けたら、もっともっと先生のいう『変態』になっちゃうんじゃないかな?」
「・・・・そうかもしれないわね」
「俺がいるんだから、先生はもう我慢する必要はないんだよ」
「・・・・・信じていいの?」
「さっきも言ったろ、先生の『個性』を全部受け入れる自信があるって!」
「先生のこと軽蔑したりしない?」
「しないしない。AV見てるくせにAV女優のこと馬鹿にしたりする奴とか、援交だと男が捕まって女は被害者的な報道されるけど、バカにしたり一方を被害者扱いするのは変だと思うんだ。えっと・・・先生と俺は同じ穴の『タヌキ』ってやつだよ?!」

 ここで杏奈は初めて笑顔をみせた。
「それは、タヌキじゃなくて『ムジナ』っていうところよ。なんか悪い仲間って感じだけど、まぁそんな感じよね」
「え、先生、それじゃあ?」
「秘密は守ってね」
「もちろんだよ!」
「これからもよろしく、公平クン」

 杏奈は公平の主張全てに納得したつもりはなかった。変態的な性的嗜好を『個性』だなんて屁理屈も甚だしいと思った。今日のプレイだって、公平が自分の欲望を満たすために行ったとしか思えなかった。

 しかし、勉強の嫌いな公平が頭をフル活用して自分に向かい合ってきてくれる、その姿勢が嬉しかった。16歳で子供を産み育児と勉強と家事を鼎立してきた杏奈には友達は極めて少なかった。学校では堅すぎて同僚からも生徒からも敬遠されていたし家庭では夫や義理の両親と不仲で娘も最近は反抗期を迎え自分とは距離をおくようになり孤独だった。

 ここ数年間、自分に欲望の視線を向けてくる男はいたものの、公平のように自分の性的なフラストレーションに気がつき、理解し、共感し、一緒になって堕ちていくような気概をもった男はいなかった。

 仮初の恋人関係がもしかしたら本当の恋人関係に変わるかもしれない、夫と子供を持つ大人の女として決して抱いてはいけない禁断の灯火が心の奥にともったことを意識しながらも、数年前に公園で中断してしまった本気のキスの続きを公平に仕掛けていく杏奈だった。


パートタイム痴漢LOVERの最初へ パートタイム痴漢LOVER 10 パートタイム痴漢LOVER 12 パートタイム痴漢LOVERの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前