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St.レナ・テイル2 レナ
【ファンタジー 官能小説】

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レナ-11

しかたありません、もう一度だきついて、今度は完全に押し倒します。中途半端にやって、どちらかが怪我をするのは嫌でした。
「寝て。動かないで」伏せて、という所でした。言い間違えただけです。ぜったい、あそこが震えるように気持ちよかったからではありません。
あたしの中に入り込んだやつが、どうしようもないほど震えて、いいところを刺激しています。
「きっ、きもちいい」声が漏れてしまいました。
「おいおい、だめだって。冗談でもだめだ」妙なほど高い声でカラザが言います。
リス男に変身するのかとビクついてしまいます。
魔は警戒したのか、寸前で身をひるがえしました。
「ああ、早く来て」≪アッチ、ナミでもいい≫ 周りを見てもふたりの気配すらありません。
「来てってなんだ。だめだよ」離れようとします。
「動かないで」カラザを押さえつけたまま、神経を集中させて魔の潜む場所を探ります。
なのに、下半身にカラザのズボンのこんもりさんが当たって、集中できません。
≪このまま抱きしめられて、やられちゃったりしないかな≫ そればかりが気になります。≪ピストルを差し込まれたらどうしよう≫
カラザがあたしのスカートにあいた穴からお尻にさわっているような気がしてきます。それがすごくきもちいいのです。やっぱり、おしりをペロンとなでられました。≪やだ≫ カラザを叩きます。
こんどはショーツを脱がそうと引っ張られます。
「きゃっ、触らないで」おしりを押さえて横によけました。白い影でした。
「おまえ」叫ぶと、犬が飛びのきます。それから ≪疑ったのばれたかな≫ カラザを見ます。
「違う。わたしはさわってないぞ。さわる気もない」 あたしはわかってるのに、なんだかこの人は慌てて否定しています。
そこを魔が襲ってきました。
緊急です。あたしはカラザにしがみつき、一緒に転がりました。
壁にぶつかって、燃え残った家具やなんかが体の上に倒れてきました。
≪ああ、胸が苦しい≫ ほこりで目が開けられません。でも感触でわかります。カラザの顔が胸を押さえつけています。≪何してるの≫
「重たいよ」うなります。
でもちょっと見直しました。カラザがあたしを上から抱きかかえるようにして、がれきから防いでくれていたのです。
「ゆっくり動いて」カラザと一緒に体に乗っている家具の残骸が、顔の上に崩れてきそうに揺れています。
「ぬくよ、いいか」腕が動きます。あたしの股を抱え込むように深く足の間に挟まっているのがわかります。おしりの下敷きになっているのです。
「だめだめ、そっちはだめ、ぬかないで」慌てて止めます。ショーツが半分ずりおちているのです。そんなところをこすられて、手で触られたりしたら、どうにかなります。
「じゃあ、反対にしよう」逆の手の方が動かせそうです。でも今度はあたしの左の腕に当たりました。
「君の腕を動かしてくれ」
「わかった」腕を移動させました。それから何かに引っ掛かって動かせません。力を入れると、がれきがすこし崩れてきました。
「動かさないで」カラザがあわてて言います。


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