投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

友達の母親は未亡人の最初へ 友達の母親は未亡人 185 友達の母親は未亡人 187 友達の母親は未亡人の最後へ

未亡人との歪な関係C-1




その後、もう仕事は手につかないだろうと、二人は一緒に帰路についた。
隼人は口での行為だけでは足りなかったようで、佳織は初めて隼人の部屋へ入ることとなった。
佳織は何度も何度も体内を突かれて、幾度も絶頂に達した。
疲れた体には堪えたが、一人で慰めていたことを考えると、結果的には良かったのだろう。

月曜日にはそれが覿面に表れていた。
あれだけ悶々としていた気持ちも晴れて、スムーズに仕事をこなすことが出来た。
十八時前には佳織は会社の最寄り駅へと向かっていた。

「本間先輩っ」

バタバタと足音がしたのち、後ろから声をかけられて、振り向く。

「あら、豊田くん…だっけ?」

はあはあと、息を荒くさせているのは豊田祥太(とよたしょうた)。
今年度から佳織の勤める会社に入社した、三十四歳の男性社員だ。
細身で、襟足を刈り上げたマッシュカットが清潔感を醸し出している。
若い女性社員から密かに「王子」と呼ばれているのを佳織は聞いたことがあった。
部署こそ違うが、佳織と同じ部屋で仕事をしているから、挨拶などはしていた。
だが、名前を忘れかけるほどに接触なかったのだった。

「あの、ハンカチ、さっき、道で落とされて……」

「えっ、それでわざわざ走ってきてくれたの」

ピンク色のタオル地のハンカチを佳織は手渡された。

「ありがとう。そんな大事なものじゃないし、明日でもよかったのに」

クスッと佳織は笑って、歩き出す。
その横を、祥太も並んで歩いた。

「あ……いや、今がチャンスだって思っちゃったんです」

「え?」

「本間先輩と、お話…してみたくて」

「ええ?何でまた」

佳織の方は、名前だってまともに覚えてないくらいだ。全く祥太のことを気にも留めたことなどなかった。

「う……んと、いや、綺麗…じゃないですか」

ぷっ、と思わず佳織は吹き出す。

「お世辞が上手。チャンスって、何か頼みたい仕事でもあるの?」

「えっ、いや、そういうんじゃ。武島先輩と、よく話しておられるし……その、後輩と仲良いんだなって……僕も、本間先輩と仲良くしたいなって思ったんです。本当ですよ」

「あら、そんなこと若い子に言われて悪い気はしないかな。せっかくだし、豊田くんに予定とかなければご飯でも食べに行く?」

「えっ、いいんですか」

祥太の顔がパアッと明るくなる。
佳織と祥太は駅前の適当な居酒屋に入った。
通された席はカップルシートなようなタイプのカウンターだった。
二人がけで両サイドに仕切りが出来ている。
料理は前から運ばれてくるようだ。
椅子に座る前にベージュの薄手のコートを佳織が脱いで、椅子にかける。
祥太は隣に並んだグレーのスーツ姿の佳織を見て、思いのほか肉感的なのだと感じた。
タイトスカートに包まれ、脚を組んだ太もも部分を思わず見てしまう。
「綺麗」と言ったが、それはお世辞などではなく普段から感じていることだった。


友達の母親は未亡人の最初へ 友達の母親は未亡人 185 友達の母親は未亡人 187 友達の母親は未亡人の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前