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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第8章-1

准教授の美しい夫人が性の告白をした時から、部屋の雰囲気が変わっていった。
若い女性達は、周りの環境に左右されやすい。

とくに何でも言い合う仲の良い友達が、その気になって思いもよらない告白をすると
他の人は心のタガが外れてくる時がある。

そのとき、手を挙げた女の子はさっきまではあまり発言をしない子だった。
その彼女の名前は梨々香というらしい。
彼女達はその梨々香が手を上げたので、少し驚いていた。

「あの、先生?」
「はい、君の名前は?」
「梨が二つと香で、リリカって言います」
「可愛い名前だね、梨々香ちゃん、ところで何でしょう?」

私は、ぽっちゃりとした可愛い女の子が何を言おうとしているのか興味を持った。
「ええとぉ……」
「はいはい、どうぞ」

私が戯けた格好で言うと、周りの彼女達はクスクスと笑った。
すると、梨々香はそんな彼女達を見ながら、意外なことを言った。

「あの、あたし見ちゃったんです、先生」
「ほう、それは何をかな?」

私は努めて愛想良く言ったが、彼女のそのことが私を驚かした。

「はい、先生はさっき近親相姦のお話をしてくれましたよね」
「ええ、色々なケースで紹介しましたが、それが?」

「じつは、私のところでも関係あることなんです」
「えっ! 君自身のことじゃないよね」

私の言葉に彼女達も驚いていた。

「ち、違いますよお……私じゃありません!」
彼女は少し口を膨らませて怒った顔をしたが、私は可愛いと思った。
「あはは、そうか、ごめん、それでその人とは?」

彼女は気を取り直し、微笑みながら次の言葉を選んでいたが、
その内容はショッキングな話だった。

「はい、私にも全然、関係なくはありませんが、実は叔母さんと兄との関係なんです、
その兄と私は血が繋がっていません、実はずっと前に本当のお父さんは病気で亡くなり、
母は今のお父さんと再婚したのです。

兄はその時の相手側の男の子で、祐介と言います。
三歳上の優しそうな兄で、兄妹のいなかった私は嬉しかったのです。

それから少し大人になってから、兄の部屋で衝撃を受けました。
兄がいないときで、何気なく見つけた本箱の中にエロ雑誌をみつけてしまったのです。
たしかその雑誌は「マニア倶楽部」や「S&Mスナイパー」とかいう雑誌です。
パラパラめくっていると凄い写真や絵が載っていたのです。




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