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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第8章-2

それを見て私はドキドキして胸が潰れそうでした。
でもそれを見ていたら、いつしか私はオナニーをしていました。
それは女の人が裸で縛られていて、自分が縛られている気持になったのです。
先生、こんなことを言って、私はとても恥ずかしいです。
でも、こんな私はおかしいのでしょうか?」

「なるほど、その答えはよく聞いてみないとね。それからどうしたのかな、君は?」
「はい、それからと言うもの、私は好きだった兄を見る目が変わりました」
「それは、どんな?」

「私は初め、そんな兄を軽蔑しました。私をそんな目で見ていないかと不安でした。
でも、それ以外は兄は優しい兄でいたのでほっとしたのです。
男の人ってそういうことを考えてるのかなって、思うようになりました。
私は女の人が裸で縛られている写真が目に焼き付いて、夜、なかなか眠れませんでした。
それから、或る日、私は兄の秘密を見てしまったのです」


私と彼女との話を聞いている女子大生達は驚きながら
私と彼女を見つめていました。

「さっき、君は見ちゃったと言いましたが、どういうことですか?」
「はい、実は私の親戚の家で不幸があったんです、そのとき見ちゃったんです……」
彼女は、顔を赤くして興奮していた。

「なるほど、それはさっきの雑誌と関係がありそうですね」
「はい、そうです……」

私は彼女のその言葉であることを想像していた、それを彼女にぶつけた。
「そのお葬式の時で、親戚の誰か男の人と女の人がそういうことを見たとか?」
「よく、ご存じで!」
梨々香がそう言うと彼女達は「凄い!」と感嘆の声を漏らしていた。
「君はそれで何を見たのかな?」

「はい、その家は広いお家で幾つかのお部屋がありました」
そして梨々香が私達に話した内容は次のようなことだった。

親戚の家の叔父が亡くなり、梨々香の家族はその家に見舞にいった。
その時、梨々香は大学生になったばかりで、兄は勤めていた。
それは、その通夜の晩のことだった。
一通りの儀式が終わり、
訪問客に出す食事も終わり、それぞれの弔問客と手伝いの人達が帰り、
梨々香の母は疲れたから先に帰ると言い、梨々香と彼女の兄を残して帰った。

忙しかったので、梨々香は兄のことに気が付かなかった。
その家の亡くなった叔父の妻は、疲れたからと言って自室に戻ったらしい。
梨々香も慣れない葬式を手伝い、少し疲れてその隣の部屋で休んでいた。
叔父の妻の部屋が、梨々香が休んでいる部屋の隣だとは梨々香は知らなかった。

その部屋は普段はあまり使っていない部屋で、客用の布団などがしまってあった。
梨々香が横になって休んでいると、誰か二人が隣の部屋にやってきた気配がする。

女の声は叔母さんだと、梨々香は思い、その部屋は彼女の部屋だと理解した。
叔母さんと話している人は何故か聞き慣れている兄の声に似ている気がした。
(なんで兄が叔母さんの部屋に?)

その部屋は母屋からだいぶ離れているので、滅多に人が来ることがないらしい。
叔母は、美しい人で、梨々香にも優しくしてくれて好きな人だった。
しかし、その思いは裏切られていく。




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