第六章 呪いの残像-7
「はっははははー・・・・」
男は笑いながら楽しんでいく。
「あんっあんっ・・・・んっ・・んっんっ」
自分の手の中で高貴な姫が悶えている。
「感じてる、感じてるぜ、王女様がよぉ」
「いやぁー・・ああああうっ、くぅっ・・・」
容赦無く続けられる愛撫に身体が反応してしまう。
(ど、どうして・・・何故なの・・・?)
そんなルナの心に悪魔の声が答える。
『お前は呪われているのだ、ルナ・・・』
アズートの声であった。
(わ、私が・・・?)
『そうだ、お前は淫乱なケダモノになったのだ。
男の精気を欲しがるメス犬にな』
(メス・・・犬・・・・?)
『そうだ、何も悩む事はない・・・。
お前は悪魔に呪われたのだ』