未亡人との歪な関係②-7
「んっ、くぅ………んんっ」
腰から背中にかけて、さらには脳天にかけてビリビリとした電流が駆け巡る。
冴子の指を佳織のそれはぎゅうぎゅうとしめつけて、さらに快感を得ようと離そうとしない。
「はっ……ぁあ……んん、冴子さ……ん」
佳織は冴子の中指を締め付けたまま、自らの両手で冴子の顔を挟み込むと、そのまま唇を冴子のぽってりとした唇に押し当てる。
「ん、んん……」
半ば無理やり冴子の口腔内に舌を差し入れるから、冴子の唇の隙間から声が漏れ出す。
時折ごぷっ、ごぽっという下品な音を立て、佳織は一生懸命冴子の舌を、唇を、吸った。
感情の赴くままに、冴子を堪能していた。
湯で濡れた唇は滑り、唇や舌の快感度を高めていく。
まだ顔を両手で挟み込みながらも、やっと唇を佳織が離した時、冴子は眉毛を八の字にさせ、はあはあと息を吐き出して切なそうな表情で佳織をじっと見つめていた。
「そんなにされたらおかしくなっちゃうでしょう…？お腹、きゅうきゅうしてる……。して、お願い……佳織さん」
冴子は佳織のそこからゆっくりと指を引き抜くと、立ち上がって湯船のフチに腰を落とす。
「冴子さん、お尻…向けてみて」
「お尻……？」
冴子はゆっくりと佳織の前に臀部を突き出す体勢をとる。
佳織の眼前には、毛がないために丸見えの冴子のクレバスが見える。
佳織は両手の親指で、そのクレバスを広げた。
赤い果肉は仄かな灯りに照らし出され、ひくひくしている。
旅館に着いてそうそう、二人で交わった時には、はっきりと冴子のそれを見たわけではなかった。
「そんなに見て……大丈夫ですか…？綺麗なものじゃないでしょう…？」
そうは思わなかった。
つるつると毛のない表面とは異なって、そこは成熟して、様々な男を受け入れた秘部であるにもかかわらず、男性ではない自分が求められている。
その事実にひどく佳織は興奮した。
「うまくできなかったらごめんなさい…」
「えっ、あっ、そんな、あっ……舐めて大丈……夫？！初めてでしょう…？」
赤い果肉を、佳織はべろり、と舐め上げる。
自分の体液と同じ味がした。すごく、不思議な感覚だった。
「んぁっ……あぁ、佳織さん、女性……初めてなのに、佳織さんに舐められてると思うと、すご、やだ……興奮しちゃ……う」
「すごくとろとろ……美味しい……」
「やだ、言わないで……佳織さんが、門井くんとしてたの聞いてたんだから当然……だよ……ん、ぁっ、舌……ナカにっ……」
自らの顔を臀部に押し付け、にゅるん、と舌をナカに滑り込ませる。
「佳織さん、まっ、待って………はぁ、あたしそれ、弱いの、舌で広げられると、はっ…………んんん」
冴子の腰がガクガクと小刻みに震える。
「それに、女性の舌……なんか、ちがっ……あぁ、やだっ………そんなに広げちゃ……」