求めすぎた欲望-8
人が来るか来ないかのハラハラ感を刺激的に感じた修に対して沙織は恥ずかしくて仕方がなかった。ここで修に予想外の事態が起きる。
「高梨さん…、ごめんなさい…。私、もうダメです…」
弱った声に修は沙織の異変に感じる。ふと沙織の顔を見ると涙を流していた。
「沙織…?」
沙織は肩を揺らして鼻水を啜っていた。
「私、恥ずかしいです…。怖いです…。」
ヤバい、ヤリすぎた…。修は反省した。
「ご、ゴメンね?俺、調子に乗りすぎたよ。もう止めよ?ごめんね?」
「いいえ、ゴメンなさい…」
泣いてしまった沙織を人目から遠ざけようと、一度車に戻る。まだヒックヒックしている沙織を抱きしめる。
「ごめんね?もうしないから。」
「ヒック…いえ、私が経験不足だからいけないんです。先生だったらきっと彼氏を楽しませられるぐらい経験あるんでしょうけど、私がまだ未熟だから…」
「そんな事ないよ。俺がヤリすぎただけだから。本当、ごめん。」
修は本気で、沙織がまだ幼い少女であるのに色々求めすぎた事を反省した。
「もう取ろうね?」
修はパンティの中に手を入れる。
(あ、スゲー濡れてんじゃん。ビチョビチョだ…。こりゃあ履き替えさせてやらないと可哀想だな…)
冷静になってきた修はパンティの中からローターを取ると沙織に言った。
「下着、買いに行こうか。」
「い、いいんですか…?」
「うん。ビチョビチョで気持ち悪いもんね。」
「ごめんなさい…。ありがとうございます。」
反省さ優しくなれた修。これまで沙織に等身大以上の行為に付き合わせてしまった事を本気で後悔した。
「じゃ、行こうか。」
「はい。」
落ち着いた沙織はラブラブモードで腕を組み修と歩いて行った。
「一人で買って来る?」
「あ、はい。じゃあすぐ買って来ますから待ってて下さいね?」
「うん。」
修は金を渡そうとしたが、自分の金で買うと言って受け取らなかった。やがて下着を買って戻って来た沙織はトイレに行き履き替えて来た。
「お待たせしました♪」
「うん。」
色々反省した修だが、
(あの袋の中に沙織の汚れたパンティが入ってる)
と思うと、それが欲しくてたまらなくなった自分をまた反省するのであった。
それからは普通に楽しいデートをした2人。沙織にも少女らしく可愛らしい姿が戻ったのであった。