求めすぎた欲望-2
パンを買って来た事も忘れて部屋に入りソファの上で考え込む沙織。
「今までの私の声、聞こえてましたよね、きっと…」
「あっちの声が聞こえるんだから、多分こっちの声も聞こえてるよなー。」
「昨日の凄い声、きっと聞こえてますよね…」
「多分ね…」
「どうしよう…。恥ずかしい…。明日先生と顔合わせられないです…」
「でもあの感じだと、秘密にしてくれそうじゃん?」
「笹川先生、優しいから…。でもやっぱ先生だし、お泊まりして見過ごしてくれるとは限らないし…。あーん…」
まさか隣の部屋の人の彼女が学校の先生だとは思わなかった。沙織は気が重くなった。
「まさか倉田さんだったとは…。今までの声、全部聞かれてたんだよね…。学校ではおしとやかな顔をして、裏ではって、きっと思われてるよね…。恥ずかしい…」
相当なバイブ好きのセックス好きだと言う事が沙織にバレてしまい恥ずかしくなった。
「学校で変な噂立ったらまずいから、倉田さんと2人だけの秘密って事で話とかなきゃ…」
穂花は穂花で知られてしまった痴態を何とか黙っていて貰おうと考えていた。
「大丈夫だよ、内緒にしてくれるよ、きっと。」
「そうですかね…」
そう信じたかった。
「あっちは沙織に秘密を握られてるし、こっちは先生に秘密を握られてるし、後でちゃんと話し合えば、きっとお互い内緒にしようってなるよ。大丈夫、大丈夫。」
「はい…」
とは言え不安は拭いきれないが、いつまでも悩んでいても仕方がない。一先ずそれは置いておいて修との時間を楽しむ事にした。
朝食を終えると修は沙織を抱き抱えてソファに座り、背後から胸を揉む。
「今日は何する?」
「高梨さんと一緒ならなんでも♪」
「そっか…、じゃあドライブしよ。」
「はい♪」
しかしただのドライブではなかった。
「ただし、一日ローター仕込んで、ね?」
「えっ!?」
昨日話してたローター散歩だ。まさかそう来るとは思わなかった。
「してみようよ。ねっ??」
「…だ、大丈夫かなぁ、私…」
「大丈夫だよ。ちょっと遠出して知ってる人いないとこでデートするから。」
「…、わかりました…」
とは言え少し興味はあった。
「よし、じゃあ出かけよ。じゃ、ローターセットしよう。」
「は、はい…」
修はノリノリでローターを手にすると、沙織のミニスカートを捲り、パンティの中にローターをセットする。
「あん…」
ローターがクリトリスに当たっただけでピクンとしてしまう。
「よし、OK!じゃあ出かけよっ。」
「は、はい…」
パンティの中の異物感が気になる。
「うん
(落ちたりしないよね…)
沙織はそれだけが心配であった。