未亡人との歪な関係①-5
「ここは……？」
「ん、ぅ…！そこは…！！」
「はぁん……もう佳織さん、やらしいんだから……ちょっとおっぱい舐めただけなのに、こんなにとろとろにしてくれてるの？」
冴子の指が佳織の下半身に触れたかと思うと、毛をかき分けてぬるり、と的確に中に入り込む。
佳織は思わず脚を開いて、その指を受け入れた。
「ナカ……熱い……。指一本でこんなにきついんだから、門井くんすぐイッちゃうでしょう？こんな締め付けて……」
冴子は優しく、佳織の膀胱の裏側を中指で撫でる。
ゆっくりと円を描くように撫でられているだけなのに、あまりに的確な指使いに、佳織はすぐに絶頂を迎えてしまいそうだった。
「やだ……佳織さん震えてて可愛い。気持ちよくなってくれてるんですか？嫌じゃない？」
「あ、何か…変…なの……。気持ちいいんだけど…んん、んっ…」
「さすがに女性相手はあまり慣れてないから……痛かったら教えて？」
「あまり慣れてない」という言葉から、女性経験があることが読み取れた。
「慣れてない」とはいえ、その指は的確だ。
その的確さこそ、彼女の才能なのだろう。
「慣れてない、なんて……うそ、あぁッ……だって……んんっ」
「だって、何？教えて…佳織さん」
佳織は左右に首を振る。
あまりの快感に冴子の質問に答えるほどができないほど、体が熱くなり、頭がのぼせて行く。
もう絶頂を迎えたいという欲求しかそこにはなかった。
「ふふ、お湯で滑ってるんじゃないですね、これ。中くちゅくちゅしちゃってる」
「言わない…で、嫌……も……いく、いっちゃう……あ、あぁッ…！！」
佳織の体が大きくしなる。
佳織は冴子の体を強く抱きしめて、冴子の首筋に吸い付いた。
絶頂を迎えたあと、よく男性の体を抱きしめてしまうが、今の感触はいつものそれと異なる。
そして、湯に浸かっているせいだけではない頭がのぼせている感覚にクラクラしてしまう。
「佳織さん、ここに座れる？」
冴子は、肩で息をする佳織を湯船のフチに座らせた。
ゆっくりと、佳織の肉感的な脚を開かせる。
「はず、かしい……」
濡れた毛から分厚めのクレバスが覗いて、その中の真っ赤な果肉は佳織が息をする度にひくひくと蠢いている。
「ここに…あたしの指入ってたんだ、いやらしい……興奮しちゃう」
冴子は濡れた毛にも、丁寧に唇を寄せて、キスをする。
「ひゃ、あっ…ぅうっん」
舌先が佳織の陰核の部分に触れただけで、体が大きく震えて、視界が明滅する。
そこから舌の腹でねっとりと何度も何度も舐めあげられた。
「すごいとろとろで、濃くて美味しい……こんなに美味しいの、いつも門井くん独り占めしてるんだ……」
「そ、そんな……汚いところ……美味しいなんて……そんなわけ……はっ、んんっ」
「もう、謙虚なんだから。汚くない、すごい綺麗……」
佳織の下半身から、背中にかけて強烈な快感が駆け巡る。
的確に、佳織が気持ちいいであろう強度も保ったまま、舌で舐めあげられ、舌で押され、時には陰核を吸われる。