母体の神秘7-6
ズルルル・・ズップン!!
ズルルル・・・ジュブブ!!
「おぅーん!あぅーん!た、竹さん・・竹さぁん!」
「智美っ!智美ぃ!お前は俺の女だぁ!!!」
「あぁぁぁん!そ、そうよ!智美は竹さんの彼女・・よ!」
ズブ!ズブ!
ジュブン!ジュブ!!
ヌチ!ヌチッ!!
二匹の成獣が生殖器を繋ぎ合わせ
激しい繁殖行動を繰り返している。
今さっき、ついに彼氏と彼女の関係になってしまった俺のママと
俺の友達である松夫の親父、竹太郎さんの・・
狂おしい程の性の絡み合いだった。
俺は自分のママが他所の男に組み敷かれて
子作りの穴を耕されている事実よりも
今にも湯気が上がりそうなほど激しく肌をぶつけ合っている
二人の交配活動の淫乱さに興奮し過ぎて、呼吸が上手く出来なくなっていた。
ズルルル・・グリッ!
ズブブブ・・ゴツン!
「おぉぉ・・おぉぉ・・た、竹さん・・あ・・当たって・・おぉぉ」
ママの一番大切な子宮の入り口に
竹太郎さんの巨大な生殖棒が何度もぶつかる。
その奥に自分の遺伝子を流し込む為に
ママの子宮の入り口ドアを、ママに自ら開けさせるためのノックだった。
竹太郎さんの睾丸も段々丸くまとまっていくようで
近付く遺伝子汁発射の瞬間に備えているように見えた。
竹太郎さんとママの結合部からは、蜜のようなママの愛液が零れ出ており
もはや何の抵抗音や摩擦音も聞こえてこず
ママの溢れ出る愛の蜜に歓迎されて、
奥の奥まで竹太郎さんの長物が、スムーズに導き入れられているのが分かる。
そして、二匹の健康な成獣の繁殖の宴は
終焉へと着実に進んで行くのだった。
ヌブ・・ヌブ・・・グチュ・・・
「智美・・・」
腰を突き込むスピードを緩めた竹太郎さんが、ママの顔を覗き込んだ。
ママの顔は、身体の深い所で繋がってる相手への情愛と、
満たされた肉欲によって蕩けた表情になっていて
先程から潤み続けている瞳は、やや赤く充血していて妖艶だった。
「中に・・出すからな・・」
初めての膣内射精を宣言しながら近付いてくる、竹太郎さんの精悍な顔に
ママは自分から顔を近付け
そして自ら竹太郎さんの唇に自分の唇を重ねる。
「・・・!!」
俺はこの行動の意味を瞬時に理解して
直後に自分の胸が強く締め付けられるのを必死に耐えていた。
女の人が、男の人の膣内射精を受け入れるということ・・・
それは、自分と繋がっている相手の子供を妊娠するのを受け入れるという事だった。
俺のママは竹太郎さんを彼氏として認め、
ママと竹太郎さんの遺伝子を受け継ぐ、赤ちゃんを作る事に同意したのだ。
結婚していて夫も子供もいる俺のママに
繁殖相手として認められた優秀な雄である竹太郎さんは
自分からキスしてきたママの後ろ頭を、手の平で自分の方に強く押し付け
むさぼる様なディープキスを見舞いながら
腰の動きを再び速めていくのだった。
やがて合体している二匹の雄と雌に絶頂が訪れるのを
俺は敗北感と、若干の祝福の気持ちが混じった、複雑な心境で見届けるのだった。
ある意味で、これこそが性教育の真髄である子作り場面の目撃なのだ。
晴れて恋人になった、二人の男女の共同作業の結果を直接目撃する事で
俺や松夫がどうやって生まれてきたのか、人類がどうやって未来を紡いできたのか
本質的な意味での理解が深まるのだから・・・