母体の神秘7-4
部屋に戻ると、松夫タブレットの着信ランプがチカチカ光っていた。
久しぶりに竹太郎さんが、松夫にだけ送ったつもりの動画を再生すると
どこかのラブホテルのベッドの上で
ママと竹太郎さんが全裸で向き合っていた。
「こんなの貰えないわ」
「いいんだよ、安い物だからさ・・ほら、薬指かしてみな?」
「でもぉ・・」
「いいから、いいから」
竹太郎さんが、ママに何かをプレゼントしようとしてる状況らしかったが・・
それにしては二人とも素っ裸で、
今にも情交が始まりそうなシチュエーションだったにもかかわらず
遠慮がちな態度を取るママの姿も、少々アイロニカルに映った。
ママの左手を少し強引に引っ張り寄せた竹太郎さんが
ママがしていた結婚指輪を、手際よく外してベッドの脇に放り投げては
自分が用意した青い宝石の入った指輪をママの薬指にハメる。
「ほら、これで俺たちは晴れて恋人同士だ。改めてよろしくな智美!」
軽いノリで言い放つ竹太郎さんに対し、やや緊張の宿る表情のママが
「ちょっと、竹さん・・・、私は夫もいるし子供もいるのよ?」
と狼狽えながら答えると、竹太郎さんはまた、大した事ではないとばかりに答える。
「何を今さらな事を言ってるんだい?もう智美の身体に世界一詳しいのは俺だし、
智美だって俺とのセックスに慣れてきて、全身で楽しめるようになったじゃないか!」
「でも、私は結婚して・・・」
「別に彼氏は居ないんだろ?それなら難しく考えずに俺と付き合ったら良いじゃないか」
でも・・と口をもごつかせてる押しに弱い俺のママを
竹太郎さんがまた、いとも容易くベッドに押し倒す。
既に裸の二人の肌は、互いの体温を感じ合いながら、ひたりとくっ付き合い
薬指に、竹太郎さんにプレゼントされた青いサファイアの指輪がハメられたママの手の平は
竹太郎さんの大きな手に、恋人つなぎをされてしまっていた。
「んちゅぅ、んむぅぅ・・っ」
裸体を密着させたまま、唇を竹太郎さんに弄ばれるママが、か細い声を漏らす。
唇からアゴ、首筋に鎖骨、やがておっぱいまで竹太郎さんの口が順番に這っていく。
愛撫の間にも、ママの左手を固く握っている竹太郎さんの手の平を
やがてママもしっかりと握り返すのだった。
「そら!」
ズブゥッ!!
「あ、まだ・・あふぅぅぅん!」
前戯の途中で予告なしの挿入を敢行されたママが、一瞬大きく仰け反った。
「ほら見ろ、智美の中はこんなにも温かく湿って俺を歓迎してくれてるぞ?
これだけ俺のを締め付けて離さないというのに、もう素直になりなよ」
「そんな・・まだ途中なのに急に入ってくるなんて・・・」
「言うんだ智美!俺がお前の彼氏だって宣言してくれ・・!」
「あぅ・・!んっ!た・・竹さん、お互いに家庭がある、でしょう・・あん!」
ズップ
ズップ
ヌップ
正常位の格好で、しきりに竹太郎さんの腰の突撃を受けながらも
ママは必死に理性を保ちながら、
俺やパパへの裏切りの宣言だけは回避しようと試みているようだった。
けれど・・・
ズップ、ズップ、ジュッブ、ジュブ・・・
段々と竹太郎さんの肉棒が、ママの女穴に挿入される音に水気が増している。
明らかに陥落直前である事は画面越しでも伝わってくるのだ。