経験-1
ある夕方、学校帰りに修のアパートに寄った沙織。夜19時まで少し勉強を教えて貰っていた。すると隣の部屋に、住人の彼女が来た事に気づいた。修のアパートの壁は意外と薄い事をつい最近知ったばかりだ。
「隣の人に彼女さん来るの、初めてですね。」
いつも夕方来るが、そんな様子は一度もなかった。
「お隣さんの彼女、夜に来る時が多いんだよね。だいたい23時とか0時とか。結構お盛んだよ?」
「お盛んって??」
「ん?エロエロって事!いやー、よく聞こえるんだよ、あの声が。」
「そうなんですか?」
「ああ。そのうちきっと始まるから聞いててみな?」
「えー…」
盗み聞きとか悪趣味だとは思ったが、少し気になったりする。今はテレビの音とイチャイチャする楽しそうな声が聞こえていた。
(何となく会話が聞こえる…。て事はもしかして私の声もあっちに聞こえてるのかなぁ…)
エッチな声を聞かれていたのかと思うと恥ずかしくなった。
沙織は耳を澄ませてお隣さんの声を聞いていた。
「ねぇ光一ぃ…」
「何だよ穂花、お前もしかして溜まってんだろ?」
「ンフッ、分かる〜?」
「分かるわ!こんな早く来るとか珍しいなとか思ったけど、ヤリたくなったんだろ!」
「エヘッ!」
「オナニーしとけよ。バイブ買ってやっただろ?」
「バイブもいいけどぉ、やっぱナマのオチンチンがいいのぉ♪」
「ハハハ、スケベだなぁ穂花ぁ。」
「ねぇ、フェラしたい♪」
「いきなりかよ!?」
「ねぇ、いいでしょ?」
「だってまだ飯も…」
「ご飯前に一回しようよぉ…」
「オマエ、どんだけ溜まってんだよ!?」
「だって我慢出来ないんだもーん。じゃあご飯前にお口でヌイてあげる♪ご飯終わったらしよ?」
「しょうがねぇなぁ。」
「あれー?とか言いながらちょっと堅くなってなーい?」
「オマエがエロいて手つきで撫で回すからだろー?」
「ほらほらほらほら、どんどん堅くなってきたよ?」
「ったくよー。」
何やらゴソゴソ音がするのは光一が下半身を脱ぎ捨てた音だろうか。会話を聞き状況を頭の中に思い浮かべる沙織は、想像力が掻き立てられて密かに興奮してしまう。
「ンフッ、超元気♪」
「しょーがねーなぁ。じゃあしゃぶれよ。」
「はーい♪チュパっ、チュパっ…、チュパっ…」
「いきなりしゃぶりつくねー!そんなにチンポしゃぶりたかったのか?」
「チュパっ、チュパっ、うん♪チュパっ、チュパっ…」
他人がペニスをしゃぶる音にドキドキする沙織であった。