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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織G-1





「ん……」

体が痛い。
口が、喉が渇いている。
目を覚ますと真っ先に見えたのはローテーブルの裏側だった。

ゆっくりと体を起こすと、目の前にはーーコンタクトが貼り付いて、わかりづからかったがーーソファーに座る佳織がいるらしいことがわかった。

「武島くん、先に家に帰っちゃったよ」

目を覚ました理央に、佳織が声をかける。
理央はポケットに入っている目薬を取り出して、目を潤わせる。

「床でそのまま寝てたから、体痛いでしょう。大丈夫?」

「あ……はい」

テーブルの上は綺麗になっており、佳織のグラスと、缶ビールがひとつだけ残っていた。

「お水、持ってくる。洗面台にマウスウォッシュあるよ。良かったら使って」

理央はむくり、と起き上がると、トイレと洗面台に置いてあるマウスウォッシュを借りた。
リビングへ戻ると、テーブルの上には水の入ったグラスが置いてある。
理央は……それとなく佳織が座るソファーへと距離を取って座った。

「着替え…たんですか」

「ああ、佐藤くんが寝てる間、なかなか起きなさそうだったからシャワー浴びたの。メイクも落としてすっぴんだから、あんまり見ないで」

佳織はクスッと笑ってそう答える。
化粧を落として、目尻に刻まれたシワがはっきりとわかるとはいえ、それでも切れ長の目、長いまつ毛は美しい。
若い頃は相当男性から声をかけられたのではないだろうか。
さらに黒のTシャツに、臀部から脚のラインがはっきりとわかるレギンス。
理央は思わず顔を逸らし、水の入ったグラスに口をつけた。

「近くまで送ろうか。今、十時だから、まだ武島くんも起きてるでしょう」

隼人は、おそらくわざと理央を置いて帰ったのだろう。お膳立てのつもりだろうか。
佳織はそう思ったが、理央に提案する。

「あ……あの……」

理央がかしこまって、下を向きながらもごもごと話し出す。

「どうしたの?」

「僕……今、まだ少し寝ぼけてるから……うまく言えないけど……謝らなきゃって」

「寝ちゃったこと?それなら気にしないで。移動で疲れたんでしょう。明日のナンパのために体力回復させとかなきゃ。楽しんでおいで」

クスクスと佳織が笑いながら、ビールの入ったグラスに口をつけようとした。

「ちが……違うんです。僕………その…してるとき…起きてた」

「え……」

思わず佳織はグラスをテーブルに置いて、目を見開く。

「本間さん、僕がいるから、寝室行きたいって、嫌って言ってるのに……隼人が強引に……しちゃってるの、聞いてたんです。本当にごめんなさい」


ーーわ、わかったから……せめて……寝室に………こんな強引なことしなくても、女の子と遊べるでしょう…?
ーーだから、いつも言ってるじゃないですか。俺がこんな風になるの、本当に本間さんだけなんですよ。


佳織は、その時の隼人のやりとりを思い返して、顔を熱くさせる。

「終わったあとは、すっと意識が遠のいたんだけど……隼人、異動になってから本間さんにいつもあんなに強引なことしてるってこと?
いや、僕も人のこと言えないんだけど。本間さん、僕のこと、気遣ってくれたんでしょう?僕は、隼人含めてした女の子と、のちのちした場合トラブルになる可能性があるから、誰としたって隼人には言っちゃうんだけど……本間さんのことは言えなかったんだ。もし隼人と定期的にそういうことしてるなら、研修会の時にひどいことしたって言われてもおかしくないわけだし。でも本当に知らなさそうだったから」

「佐藤くんが「ひどいことした」なんて思ってないもの。言うわけないでしょう。それについては本当に気にしないで。あたしも楽しかったし、また会いたかったんだから」

佳織は理央に近づいて、左手で理央の頭を優しく撫でた。
それでも、理央はぐっと唇を噛んで下を向く。

「僕、本間さんに嫌われたくないって思ってるのに……なのに、隼人にあんなにされて、どんな風になるのか……知りたかったんだ。嫌がってるから止めなきゃって思ってたのに。起きたらすごく嫌な気持ちになった。だから謝りたいって」


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